VERBA VOLANT, SCRIPTA MANENT.

如星的茶葉暮らし

■ 05月下旬 ■

←05月中旬 06月上旬→

酒の一滴は血の一滴。茶の一滴は心の一滴。ネタの一滴は人生の発露。


 

【2006-05-21-日】

ささら小説本・書店売り開始とおまけ

随分と遅くなってしまいましたが、BNL17で発行したさーりゃん小説「未来の二つの顔」の書店委託販売をとらのあな様にて開始いたしました。なお通販はこちらからどうぞ。ちなみに栞つきです。

本書は一応夏コミでも(通ってれば)置く予定ですが、普段の夏冬本に較べると発行数自体が少なめですので、夏まで残らなかった場合には御容赦ください。再版って結構難しいんですよねぇ……。また今回ちょっと試験的に、PDFでのサンプル版を置いてみました。冒頭部分が閲覧可能ですので、よろしければご参考までに。なお書き手側自身の私見ですが、今回は実に久しぶりに、君望時代の茜小説を思わせる「甘々な」話が書けたと自負しております。その線がお好きな方は是非ご一読くださいませ:)

それからもう一つ。昨年夏に発行して販売終了済の「Fate/estate dolce」が、先日何故か一冊だけ如星書籍樹海から発掘されました(笑)。たった一冊イベントに持っていくというのもナンなので、どなたかに無料で差し上げます。ご希望の方は「Fate本欲しい!」と日記に書くと、如星がウホッと誘ってくれます。という仕組みはまだありませんので(何)、下のフォームかメールよりお送りください。ただし先着順ではなく、一定期間内にコメントの面白さ等で恣意的に選ばせていただきます:) また発送を決めた方には折り返しご連絡いたしますので、申込時には発送先住所等は不要です。メールアドレスだけはご正確に。

スタバの海苔ドリンク

最近のお気に入り:抹茶ティーラテ・エクストラショット。

エスプレッソの入ってない抹茶ティーラテにショット追加!?と思うかもしれないけど、実は結構知られているカスタムの模様。単体で飲むより、苦味・深みが増してなかなか旨いドリンクになるのでお勧めです。

……しかし抹茶という和風の味があるからなのか、その時のエスプレッソの加減なのかは不明ですが、何故か「海苔」の味が漂ってくることが(笑)。甘い飲み物から海苔の香りがする様はまるで麩まんじゅうのようで、それはそれで結構病みつきになります:) そんな謎な意味でも、是非一度お試しあれ。なおダブルショットにすると海苔の香りがさらに増す模様。

今日の一滴="ハーブティー:SMNティサーナ「マッキア」" (2006/05/21)

【2006-05-25-木】

議論のお作法と相談事の共通点

また議論ネタだけど別に深い話ではなく、「相手の話を良く聞け」という古典説教に関する軽いネタを一つ。

先日とある友人(女性)と色恋話というか人生話をしててふと思った。一般に巧い相談相手とは聞き上手のこと、積極的に「改善案」なんて提示しないぐらいがいいというけれど、それって相談事に限らず、議論での意見確認の部分でも似たようなモンだな、ということ。つまり、相手から聞き出すフェイズでは相手の意見の評価をしない、ってトコは議論でも相談でも同じなんだなー、と。

「相手の話を良く聞け」とだけ言われても全然具体的じゃなくて意味がわからんけど、「評価しない」、つまり「それはどうかな」や「でもね」等の切り返しをしない、という話にまで落とせば、ああそういう事かと分かりやすくなる。むしろ「それってこういうこと?」「そう思う理由は?」等々、相手の意見を場で固めつつ、更にもっと語らせるような話に持ってく方が、結局こっちの判断材料も増えて楽になるわけで。……これって議論や相談というか、カウンセリングではお馴染みの「傾聴」ちう奴なのだけど(ぐぐれば一発)、そこでも「相手の気持ちを考えて」などとやっぱり意味不明な説明が結構されてたりする。切り返すな、というのは実にシンプルな解だ。

しかしまー、相手に一方的に喋らせるとそれだけで「議論に負けた気がする」という感情が先行してしまう人もいるようで、なかなか巧く行かないモンである。実際には、相手の意見を言い直して再確認することでさりげなく退路を断つこともできるし(といっても断定口調はダメよ)、逆に長々と演説を始める奴に「えー、つまり主張を3行にまとめるとどうすかね」とシンプルに言い直させる力も持っている。敵を知れば効率よい反撃も可能ですよ先生──って議論は討論とは違うんじゃなかったのか俺。

ちなみに相談事の場合で、よく「俺は真面目に提言したのに『話を聞いてくれない』などと怒られた。これから非論理的な奴は……」などと言う奴がいるけど、それは大きな勘違い。まだ相手から聞き出すフェイズ、つまり判断を下す情報量が全然足りてないのに、いきなり仮説をブチ立てた上に結論のように語るから怒られるのです:) つーか仮説の為の情報収集もしない、仮設検証もしないクセに論理的だの理系的だの語るんじゃありません(苦笑)。と言っても相談事で提案をしちゃマズイなんてことは断じてなく、相談における巧い提案とは「相手自身に仮説検証をさせる」よーな提言をすることなのですよ。

今日の一滴="リキュール:SMN Alkermes" (2006/05/25)

【2006-05-27-土】

夏コミ当選と執筆予定

CM68サークルカット

遅ればせながら、当「神慮の機械」夏コミ当選のご報告を。3日目東J-31bでお待ちしております。なお位置はまたしても最外周誕生日席。今度はTH2エリアの最果てでないことを祈ります……。

さて、その夏コミにて発行予定の本について少し。一つには、今月頭にBNL17で発行した「未来の二つの顔」の続編、というよりは本編となる「真夏の桜と小さな貴婦人たちの物語」が浮かんでいます。元々カットで構想していた、愛佳やこのみを巻き込んでの王道・真説ささら恋愛譚ですね。

そしてもう一つ、以前少し触れた「TH2オルタネイティヴ」がいよいよ具現化しそうです(笑)。漫然とTH2キャラを展開するのではなく、彼女らの存在が必然となるようなプロットがかなり具体的に浮かんできています。……ただ、これってどちらかというと「マブラヴオルタの二次創作」なんですよねぇ。少々「エースコンバット・ゼロ」の要素も混ぜ込む予定で、いわばダブル、トリプルパロディとも呼べる作品です。元々軍事SF色などクセの強いオルタ、一応「どちらか片方の作品を知っていれば楽しめる」ように書くつもりではいますが、果たしてそんな話を読みたい方がどれ程いるのでしょうかね……。ちと不安に思わないでもないです。ハイ。

さておき。最大の問題点は、多分夏までの余力として片方しか完結させられない悪寒がビシバシとしている辺りなんですけどね!orz

サンタ・マリア・ノヴェッラの薔薇石鹸

サンタ・マリア・ノヴェッラのミルク薔薇石鹸。薔薇にミルクという言葉を並べるとなんともアレなのはさておき、これはかなり当たりの模様。

長らくSMNの石鹸は「サンダーロ(白檀)」か「メログラーノ(柘榴)」を使ってきてたのだけど、最近少し別の香りも開拓してみようと、ロシアン・コロンやらポプリ、アイリスなども試していたところ。どれもこれも確かに「ノヴェッラの香り」が漂う逸品だったのだけど、先日さらにモノは試しということで、普段如星にはあまり馴染みのない薔薇のメンズソープを買ってきてみたのだ。

実際に使ってみると、全然予想していなかったスパイシーな香りが立つ。確かに薔薇なのだけど、何処か長く寝かせたポプリか、インド辺りのスパイスのようなピリッとした感じがあるのだ。もちろんふんわりとした薔薇の香りも追いかけてくるし、かなり如星好みな石鹸の模様。このまま行けば普段使いに昇格するかも:) ただし、万人受けするかと言われると難しい。そもそも花としての薔薇も、定番と言われつつも結構香りの好みは分かれるところだしね。

ちなみに、トイレタリー系の普段使いの香りをSMN系統にしていると「合成臭」に耐えられなくなる件、なんか俺がSMN系を勧めた相手でも発生していた模様。やっぱり「たまたま切らした→以前使ってたので代用→('A`)ウボァー」という流れだったらしい(笑)。まぁどうやら俺の鼻だけが原因じゃなかったようで、結構誰にでも発生するものなのかも。

今日の一滴="−−−−" (2006/05/27)


 
←05月中旬 06月上旬→
▼ご意見・ご批判・恋文等あればこちらまで。なお公開してよい内容でしたら掲示板へどうぞ。
※メールアドレスはこちらからの返信用であり任意ですが、無記名の場合は日記内でご投稿
内容の引用を含めた公開回答を行わせていただく場合があります。
(ハンドル名等で結構です)
(返信用。空でも結構です)
(適当な概要をご入力ください)