年末である。師走である。今年も例によってイベント週〜
……というわけで、今日はゆっくり買い物なぞできる最後の日、各方面物資調達に出掛けてみた。特に久々の長期私服モードで、ふと気が付けば手持ちの服もだいぶへたれて少なくなってきていたりする。その辺の補給も合わせて行おうという腹だ。
しかし……そう、世の中では今日は「クリスマスの週末」なのである。今年のクリスマス/イヴは平日だし、天皇誕生日は飛び石だしと。俺のように休みが取れた人間ならいざ知らず、確かに今日はお出掛け日和ではありましょう──ええ、幸せそうな人々の。
凄まじい人、のみならず頭の悪いカプール群……今日ほど買い物に出てはいけない日はないと思い知らされたのでありますた。Amen.
セガフレードといえば、エスプレッソを出すチェーンの中でもかなり「バール」に近い雰囲気を持つ店である。まぁ正確には、チェーン系で唯一「旨い」と呼べるエスプレッソが飲める店でもあるし(エスプレッソは大抵の店で主力メニューではないので、スタバ等はカプチーノ向けの作りをしている模様。単なる方向性の問題)、おまけにエスプレッソに突っ込める各種リキュールまで扱っててくれる幸せな店だ。
この店のいいところは、席数の多い店舗でも、キチンと立ち飲みエリアを設けててくれることだ。おかげで今日のような日、座席待ちは長蛇の列であろうとも、寒風しのいでホッと一息、疲れた身体にサッとエスプレッソを流し込み、溶けきらなかったザラメをちょちょいと突付いて店を出る、という、まったくイタリア的な使い方ができるのが嬉しいね。ま、そこまで「日々のエスプレッソ」好きになってしまった、自分みたいな特殊な人間向けの「嬉しさ」ではあるけれど。
今日の一滴="セガフレカフェ、砂糖はたっぷり入れて溶かさずに" (2003/12/21)
如星自身向けのクリスマスプレゼント候補を求めて、相方と銀座界隈をふらふらとさまよい歩く。一応平日でもあり、昨日の新宿なぞよりは馬鹿含有率が低くてそれなりに歩きやすい──といっても人込みなコトに代わりはないのである。ふぅ。
とある茶屋、松屋の裏手にある造花店の小脇を地下に降りていったその場所は、そんな喧騒を綺麗さっぱりと忘れさせてくれる貴重な空間である。正月飾りに囲まれて、抹茶に生菓子をやるも良し、煎茶に山菜の漬物等をかじるも良し、盆の上の小さな世界を楽しんでいると、わずか数メートル向こうにあの雑踏があるとは信じられなくなってくるのだ。
まぁこれだけ場所を特定したので、店の名前はあえて書かずとも良いでしょう:) ちょっと歩きつかれたときに、お勧め。
緊張的お馴染みさん(?)となっているトラットリア・オ・プレチェネッラにてクリスマスメシなど。
クリスマスに何処かで一見さん観光客モードというのも(ハレの日、というヤツで)悪いことじゃないと思う。が、やはりある程度馴染みの、好みも伝わっていてウェイターさんも顔見知りという店でイベント処理というのは、丁寧なもてなしを期待できてしまう良さがあると思う。味にも折り紙つきのこの店であれば、尚更のこと:)
今日は一応平日ということで、小規模忘年会のような団体さんが多いと聞いてたけれど、予告通りちょいと奥まったエリア(構造上まるで個室のような)場所に案内してもらえてご満悦。魚介や日本の素材を多く使うシェフが「普段使わないようなモノでも」と、逆に王道を以って成されるもてなしに舌鼓を。やっぱり魚介の扱いも旨いし(鯛のラビオリ最高)、フォアグラなんかの「コテコテで嫌」と言っていた素材も扱わせてしまえばバッチリ「プレチェ風」。先日のジビエの時も思ったけど、横浜にこんな店が転がってるなんてホント幸せだのぅ。
以前飲もうとして飲めなかったグラッパ・リゼルバを迷わず食後にテーブルに持って来てくれる辺りが、馴染みの楽さである:) 最後のデザートプレートにはちょろっと「特別」をしてもらい、締めに自家製アランチェッロ(オレンジ版リモンチェロ)をキュッとやり、至福の時を過ごしたのでありました。
今日の一滴="−−−−" (2003/12/22)
イベント進行週の一休み、聖地外神田の外れはCos-Chaなど。
この店と、それに付随するIRCチャネルでの人付き合いは、今年後半に得た一つの広がりだな、と思う。統合人格モデル「維如星」(笑)の、Web・同人活動以外での展開というか。常連仲間、というのともまた一味違う感覚/間隔のこの繋がりは、自分の人間関係構築モデルにとっては新顔──これもまた「人の間」でありましょう。人間、新しい「他者」を知る以上の楽しさは無し:)
で、今日の結論。いやそんなもの別に気にもしていなかったんだけど。
サンタコスはやはりいい……(何)
外神田による前に、銀座伊東屋から連絡があり、見極めの為に取り寄せてた品が届いたとのこと。早速足を向け、「本物」にちょっと感動しながら使い心地を試し、めでたくソレに決定。──と、如星本人が取ってきたけれど、これは本来相方からの、カードにサインすることが多い如星にと選ばれたクリスマスプレゼントなのである。
そして無事本人と連絡がつき、こすちゃにて贈呈式を:) 取寄せになったときはどうかと思ったけど、無事クリスマスに間に合いましたな。
というわけで、長らく欲しかったとあるペンを遂にゲット。銀のボディに、クリップ部分に「とある」黒を落としてある一本で、以前ぶどう氏が同シリーズ別種を所持していたのを見て、その黒い部分の素材に惚れ込んで以来一年余、ずっと欲しかったモノなのだ。昔はこのシリーズは数多く出ていたようだけど、今では今回入手したこのモデルしかないらしい。
その黒はいったい何なのか? ま、それは如星と直接あったときにでも:) (ってぐぐるすりゃすぐわかりますが)
今日の一滴="−−−−" (2003/12/24)
今日の一滴="−−−−" (2003/12/25)
生きてます(笑)。
なんで毎年イベント前はこうなのだらう(´・ω・`)
今日の一滴="−−−−" (2003/12/26)
いよいよ明日はコミケ3日目、当「神慮の機械」も、東I-29bにてお待ちしております。
……結局最後まで日記等更新する時間が持てませんでした。この数日間体調を崩してしまい、コピ本も落ちてしまいました……。今回の発行は告知していたオフセ本のみとなります。またお買い上げいただいた方に、ささやかながら栞を付けさせて頂くことにしました。
なお如星は主に午後スペースにおります。一発ぶん殴ってやろうという方は、午後の方が遭遇率が高いものと思われます。よろしくお願いいたします。
それでは皆様、
今日の一滴="−−−−" (2003/12/29)
今日の日記は後日記述するとして、とりあえずご挨拶を。
本日コミックマーケット65、3日目を無事終了いたしました。参加された皆様、お疲れ様でした。また当「神慮の機械」に足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。午前中は如星不在で、来て頂いた方々にはお会いできず大変申し訳ありませんでしたが、午後来てくださった方の中にも、Web見てます、と言ってくださる方が予想以上に多く、嬉しい限りです。
今回の新刊「機械仕掛けの永遠」も沢山の方にお手に取っていただきまして、本当にありがとうございます。添付していた栞は本の冊数分はなかったために、午後には配布完了となってしまい、大変申し訳ありませんでした。実際の本の方は、前回の反省を踏まえた増刷が無事効き、若干部通販にも残すことができましたので、年明けにでも通販を開始したいと思っております。冬コミに来られなかったという方々、もう少しお待ちくださいませ。
……さて、これでようやく一息、ようやく「年越し」です。溜まっていた日記ものんびり書き上げていきたいですね。ゆるりと、神慮の機械の新年展開をお待ちいただければと思います。
この日記は、冬コミ終了後、有栖山公園のぶどう氏とCafe Serieに来て、マディラなど舐めながらのんびりと書かせていただいております:) 宴が終わり、戦い済んで日が暮れて、同人物書きの「年末」はようやくこれから。年越し、一年の終わりを「始める」には最高のこの場所で、しばしの羽根休めをお許しくださいませ。
今日の一滴="マディラ ジュスティノス 50-100?年" (2003/12/30)