VERBA VOLANT, SCRIPTA MANENT.

如星的茶葉暮らし

■ 01月下旬 ■

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酒の一滴は血の一滴。茶の一滴は心の一滴。ネタの一滴は人生の発露。


 

【2006-01-21-土】

ネタに困れば100質

いや別にネタに困ったというわけではないのだけど、「二次創作作家さんへの100の質問」に4年振りに再回答してみました。全然プロフィールページ作れてないので、その代わりといってはナンですが。

読み手のプロフィールって、最近のblog式ページだと意外と忘れ去られているのよね。個人的には、少なくとも興味を持ったページに対しては「誰が」がとても気になるのだけど。

ToHeart2 シナリオ雑感(5):るーこ

東鳩2雑想レビューシリーズ5話目。良く続くなと我ながら感心する(笑)。そろそろ各キャラのサブタイトル、韻を踏んだ単語を拾ってくるのが辛くなってもきた……。恐らくほとんどの人がスルーしてるだろうに(苦笑)

そろそろレビューじゃなくて短編小説の一本も上げたいところではあります。うーん。

るーこ(ルーシー・マリア・ミソラ):マジカル・ロジカル

るー。不思議シナリオである。如星は元々「不思議ちゃん」は好きではないのだが、豈図らんや、るーこ自身はまったく不思議キャラではない。それどころか、全ヒロインを通じて最もロジカルな思考回路を持つキャラではないだろうか。この意外なほど「真面目でストレートな」キャラ像が、不思議てんこ盛りのシナリオといいバランスを持っていて、読了感はなかなかに良好である。若干のSFスパイスも程よい配分だ。

……とまぁ褒めておいたけど、本質的には軽い話である。いや軽い重いの基準を何処に取るかにも寄るが、45光年の別離という重そうなネタこそあれ、るーこ・貴明双方の心情にあまり踏み込まない辺りは軽い。何故惚れた、何故惚れ返したの話はほとんどなく、終盤にはいつの間にか愛があり、細かい機微より判り易い感情、といったところか。最大の山場の原因となるクローバーエピソードも、いい話だとは思うけど、読者からすれば「動機」と「結果」の重さが釣り合っておらず、何故そんなことがこんなことに、という印象が拭えない。

しかししかし、そこを「軽い話」と割り切ってしまえば、最初に「読了感はなかなかに良好」と書いたように、全体のバランスは悪くない。シナリオ面では、真面目なるーこがもたらす不思議なギャグやジュブナイル的恋愛小話がテンポ良く織り交ぜられ、サクッとるーこに可愛さを感じ、貴明に微笑ましさを覚える。キャラ面から見ても、まずるーこ自身、価値基準こそ地球人からずれてはいても、性格はストレートにしてロジカル、対話能力は高いこともあって(裏を返せば他キャラは少なからずコミュニケ不全少女なわけだが)、読み手に苛立ちを感じさせない。加えて本編の貴明がおっそろしく行動的というのも、このラノベ感の大きな要因だろう。終盤のSFめいたお約束の展開が彼自身の手で積極的に切り拓かれてくので読みやすく、そして(皮肉にも)本人シナリオよりも輝いている花梨の名脇役っぷりもいいアクセント。ラストシーンの別れの瞬間はクラークの「遥かなる地球の歌」なんぞを思い出し、不覚にもホロリとしてしまった(不意打ちのちゅーには弱いんだよ、るーの人は)。ええい、るーこめ愛いヤツめ、これでシナリオにもう少し深みがあったら、文句なしの最強キャラだったかもしれない。

そういえばるーこシナリオを指して「45光年先の惑星で人類と同じ生物進化を遂げてる連中なんてアリエナサス」というツッコミをしている人がいたが……

  1. ギャルゲ程度の設定にマジレスしてどうする。
  2. るーこが人類とセクースすら可能な理由の10や20程度思いつかねばSF者とは呼べんぞ。

のどちらを返しても良かろう:) 「知性化戦争」とか「星を継ぐもの」辺りを思い返してもオモロイかも。いやもちろん普通の回答は1の方なんだろうけどさ! スタッフロール後の貴明も俺の目からすると異常に鈍ちんで、もう少しSF的発想で彼女の経てきた時間などさっくり事情を理解すべきだろ、なんて思ってしまったりもする(無理)

今日の一滴="−−−−" (2006/01/21)

【2006-01-22-日】

ToHeart2 シナリオ雑感(6):瑠璃珊瑚・花梨

東鳩2雑想レビューシリーズ6話目。ぜーはー。ゴールは近いぜ。

姫百合瑠璃・珊瑚・イルファ:ラピスラズリ・ラプソディ

不思議ちゃんシナリオ。お約束のロボットネタつき双子シナリオ。

「みんな仲良し」というエンド自体には、如星としては巷間で言われてるような抵抗は無い。いずれ「姉妹離れ」の時がやってくるだろうけど、このシナリオエンドでそこまで到達する必要がないだけで、よく言われる「仲良し楽園の否定への否定」という程なモノではないように思う。……思うのだが、珊瑚サイドが露骨に、それこそ前述の「不思議キャラ」過ぎてついて行けないというのが正直なところ。貴明に対する気持ちの書込みが全然足りず、結局彼女の「恋愛感情」は動機も度合いも最後まで良く分からないままだ。それはシナリオ自体の「不思議トーン」とはまったく別物の、批判されるべきポイントだろう。同じ不思議キャラではあっても、不思議なりの行動ロジックを明確にしているるーことはこの点がまったく違う(つかるーこは厳密な意味での不思議キャラではない)

一方で瑠璃サイドの話は好感が持てるし分かりやすい。貴明に対するこのみのような居場所にこだわる悩み、そこに手を差し伸べる貴明という構図はすっきりしてるし、珊瑚側と違って瑠璃が貴明に惹かれていく過程がキチンとシナリオ内で示されている。終盤イルファ登場後の話など、TH2の定番であれば途端に書込み量が不足して消化不良になるところだが(苦笑)、瑠璃側に限っては丁寧な書込みが続き、また貴明の積極的な行動としてストーリーが展開する様はるーこシナリオと同じく好印象。……と言ってもこの話、珊瑚と瑠璃をシーンレベルでも分離できない造りなので、その二人の描き方のギャップがちぐはぐになり、全体としての印象を悪くしているようだ。ま、如星としては、瑠璃ちゃんには大阪弁キャラへの苦手意識をある程度克服させてくれました。瑠璃かわいいよ瑠璃。

なおイルファはシナリオ内の必須要素として組み込まれてるけど、個人的には要らない子の最たる者だなぁ。珊瑚がどう説明しようと「突然の闖入者」という印象は拭えない。また人間と遜色ない自我も心も持つと先に設定されたが故に、ロボットモノとしての面白みがごっそり抜け落ちてしまった。だから後半に「イルファにも怒りの感情が」と言われたって何の感慨も湧かないのである。確かに「人形に心と恋が」を主題にするようじゃマルチの二番煎じに過ぎず難しいところではあるが、別の面の面白さ、たとえば小林めぐみ「ねこのめ」シリーズのような、生れ落ちた意味や人工知能との差異を本気で悩むというパターンを多少なりとも追っていれば──いや、それだとメインキャラに据えなければとても描ききれない。結局都合のいい時に「ロボットですから」と言い訳のできる人間もどきを、ロボットと言ってみたくてサブキャラとして出してしまった以上の印象を抱けないのである。なのにシナリオの山場に関わってくるばかりか、エンドで「仲良し」の一人に入っちゃうんだもんなぁ……。本シナリオは、豊富な書込み量が統合されたシナリオに貢献しなかった一つの例と言える。残念。

ちなみにバスタオルシーンは笑った。あのセンスは巧い。だがえろシーンは……ちょっと浮きすぎでないの大将。というかイルファの存在が輪を掛けて意味不明になったよアレ。なんだかなぁ。

笹森花梨:ワイズ・アザワイズ

うーん。一般に言われてるほど「要らない子」だとは思わない。やっぱり不思議ちゃんシナリオではあるのだけど、キャラ自体は言動こそ不思議ちゃんでも性格は割とストレートで、分かり易いといえば分かり易い。強引巻き込み型な点が嫌われるのかもしれないけど、彼女の場合は「私自身の楽しいこと」で巻き込んでいくタイプであり、「これが貴明の幸せ」という押付け型で巻き込んでいくタマ姉よりはよっぽど受け入れられる。

しかし不思議行動の動機やら貴明を巻き込んだ理由等、キャラの表層以下が全然描かれないし、シナリオもなんだかなぁという薄さ。前述のるーこシナリオの方がキャラが立っているという悲哀の少女である。ただし、そんなシナリオを余りに不憫に思ったのか(笑)、後ろから目隠しシーンだけは絵師も声優も貴明のファックより気合が入っている。 イラストの透明感と「だーれだ」という声の透明感が見事にマッチした別次元の良さ。まぁ、見るべきところがそれぐらいってのも悲しいけど……。如星個人的には悪感情は持てないタイプ。

草壁優季:サンキュープリーズカムアゲイン

──この度は本作に御応募ありがとうございます。ただし御投稿の内容につきましては、最低でも必ず最後まで脱稿させた作品をご用意ください。現段階ではどう見てもプロットです。本当にありがとうございました。

……どんなにネタが良くても肝心要の部分を数ページ分の説明台詞でカバーするようじゃ終わり。

今日の一滴="青茶:?" (2006/01/22)

【2006-01-25-水】

インフルエンザバトン

某所からIRC経由でインフルエンザバトンが回ってきたことにして回答して見ました。

しかしインフルエンザでぶっ倒れてる時にもこんなネタで日記を書いてしまう自分は実に救いがたいですな。まぁ、ずっと寝続けることもできず暇なもんで。……というか下にも回答したけど、ずっと気管支炎が続いていたため体調が悪いのがデフォ状態になっており、今回のもどうせ気管支炎が酷くなっただけだろうとタカを括ってたらこの有様。そして昨晩の日記を更新したのって午前2時なんすが、要するに俺はインフルエンザ発病中に午前2時まで双子シナリオ感想を書いてたってワケですかい。アホすぎる……orz

発症したと思われる時

恐らく火曜の夜。ここ一月気管支炎を食らっていたので、単にそれが酷くなったんだろうと勘違いしてた。

インフルエンザと判明した時

水曜日夕方。すっかり気管支炎だと思ってたけど流石にこのダルさはおかしいと熱を測ったら38度越え。慌てて医者に行ったら案の定A型判定きますた。つーか火曜夜に会議室でウィルスをばら撒いた悪寒がひしひしと(汗)

今一番しんどい症状

悪寒と背中の筋肉痛。

布団から手を伸ばすだけで鳥肌が立つし。酷い肩凝りみたいな状態で、寝てても一時間おきに目が覚めるし。逆に頭痛とかはほとんど無いし食欲も落ちてないのが幸い。

今回の発病で被った影響、困ったこと、悔しいことなど

土曜日に久々のオフ会を予定していて、ほぼ全て自分がコーディネートしたにも関わらず、出撃不可となったこと。なんとも間が悪い……。

仕事の方はむしろいい休暇と思うことにしてたり。

バトンを渡す相手

この記事を見た後で、もし貴方がインフルエンザに掛かってしまったら、偶発的不幸を三遍呪った後、如星から回ってきた事にして適当にご回答ください:)

今日の一滴="薬:タミフル" (2006/01/25)

【2006-01-26-木】

連日の報道に対するささやかな雑想

連日マスコミを賑わせているヒルズの御仁自身に対しては別段興味も特別な感情も持ち合わせていないのだが、それにしても連呼されるある一つの単語が毎度引っかかる。

「……いつからlivedoorはIT企業になったんだ」と思っているIT産業従事者は俺だけではないと信じたい(苦笑)。楽天辺りも含めて、せめて一頃昔の胡散臭い言葉「ネット企業」とでも呼び習わしてくれればよかったモノを。アイチーなど良く知らん人々に同一視されてしまい、株価等々巻き添えを食った世の中一般の「IT企業」は哀れではないか。

それにしても、上記のような件の会社に好感情を持っていない人間が眺めてすら、ここ数日のマスコミの報道は常識知らずの私刑モードの様相を呈している。推定無罪なんて原則は何処へやら、逮捕されただけで「監獄送り」「塀の中」などの単語が踊る踊る。日本国民の親愛なるマスコミが何かを叩きに入ること自体は珍しくないけど、今回は過剰なまでの悪意が滲み出過ぎである。こういう話が出たとき、如星はネット系情報源のみに依存するのを恐れて「2chてなんですか」とゆーような一般人にちまちまと話を振って意見を聞いてみたりするのだけど、今回ばかりは「マスコミの意趣返しでね?」と苦笑する声が結構拾えてしまった。もちろんサンプル数としては微々たるモノで判断基準にはなり得ないけど、にしたって新聞に載る「街頭の声」にはそんな苦笑意見は影も出ず、堀江君叩き一色である。なんなんすかこのファシズム状態。

ま、これが現代日本の最高権力であるマスコミ様に逆らった者の末路なのだな、とストンと納得がいった。民主主義国家、もとい共和制でも何でも、独裁権力の行使が認められていない国家において、権力の源泉とはすなわち影響力である、とは誰の台詞だったか。選挙の洗礼を受けない権力機構を含め(分かりやすいところで言えば官僚機構とかロビー団体とか)、要はそれら権能を持つ人々に対する影響力の度合いこそが「権力」であるとすれば(それ自体は当然の事象なので別にここで善悪を問うてはいない)、やっぱりマスコミってその頂点の一つなわけで。彼らの巨大な既得権益に挑戦した者は、正しく「罰せられる」必要があるのだろう。おまけに今回は一部政府の意図というお墨まで付いて殺りたい放題といったところか。よくよく考えてみれば、livedoorを「ネット企業」と呼び始め「IT企業」にして「時代の寵児」の称号を与え「無一文」の烙印を奉ったのもぜーんぶマスコミ様。終始タナゴコロ感を以って対する、権力者ならではの余裕ってヤツかしらね。

また報道の酷さを差っ引いても、さらに相も変わらずの人治主義的な薄ら寒さは健在である。株式分割のような堂々合法的行為ですらあたかも違法であったかのような扱いを受けているし、法の目の粗い部分は「モラルや自粛で対応せよ」という法治国家の全否定をお国全体が推進しているかのよう。オウム信者の住民票をはね付けると拍手喝采を浴びてしまうこの国の体質はマジで怖い。犯罪者叩きにせよ法律不備隠しにせよ、ある事件が発生した時に、それはそれ、これはこれという論点の整理と個別の裁定という、ごく当たり前の思考回路をことごとくバイパスするように世論が誘導されていくし、またそれを受け入れやすいように日本人が教育されているとしか思えない環境も目の当たりにしている。由らしむべし、知らしむべからず。ブログ言論なるモノに現段階では1mmの期待もしていない如星にとっての数少ない救いは、前述したようにネットの外ですら首を傾げる人が出てきているというところか。

この辺りの「感想」なんて所詮ネット上で溢れている声の後追いに過ぎないとは思うが、まぁ立ち位置ぐらい書いといても損はないな、ということで。他に読み漁ったネット記事等は皆さん食傷気味だと思うのでリンクを貼ったりはしないが、一つだけ「正義のコスト@ふぉーりん・あとにーの憂鬱」だけはメモしておこう。文字通り暗澹たる気分にさせられたので。あと多少なりとも英語に自信のある方は、こんな時こそ海外メディアの視点は参考になる。

追記:「ライブドアが普通に技術系であることについて」という記事もあった。むむ。一元的な見方をしてたのは俺のほうか。まぁ興味もなかったというのが実態なのではあるががが。

今日の一滴="−−−−" (2006/01/26)

【2006-01-27-金】

自分に無い視点の共有

とある音響屋さんな友人のmixi日記にて、あるミュージカルの音響という観点から欧州の聖堂や建築と日本の違いや、向こうの独特な路地の響きについて書かれているのを発見。如星自身が前々から感じていた「路地を渡ってくる教会の鐘の音の魅力」に繋がるものを感じてツイと引き込まれた。

結局その後IRCで追加解説を頂戴し、色々ストンと腑に落ちた。狭い路地がウーファーとなって低音部を増幅して伝わってくると共に、高音部は反射の多い路地では減衰してしまい、あくまで空中を直接伝わってくる。この僅かに遅れて伝わってくる低音と、空から降ってくる高音が、街中の何処にいても包まれるような音響をもたらしてるらしい。この他、高い天井と乾いた空気での音の消え方、響く割に直接音が強いので歌っている間も響きすぎない点など、教会の音が欧州の音楽のベースであるという、冷静に考えれば基本である事実に繋がっていく話を聞かせてもらえて、自分が知識なしで感じていた事象にすっきりと説明のついた感がある。なんとも幸せな体験だ。

思うに、自分が愛してやまない何かを、まったく異なる視点から要素分解する感覚って実に新鮮で、かつ面白くてたまらないモノなのだ。今回の例で言えば、欧州の建築や街並みという如星が惚れ込んだモノを、別の人は音響という切り口で魅力を感じている、という事実が楽しくてしょうがない。どうして自分がヴェネツィアの路地裏で響く靴音が好きなのか。もちろん好きという理由の根源は自分の中にしかないモノだけど、その靴音が日本のガード下の靴音と「どう」違うのか、という面を要素分解することで、「好き」の理由に納得が付与されて、さらに惚れ込んでしまえるポジティブスパイラル。こういう経験ができるからこそ、自分とはまったく異なる視点を持った相手と会話するのはいつだって幸せなのだ。同じ視点で同じモノを見ている相手同士との会話だと、どうしても新しい発展にはつながりにくいしね。

人生楽在相知心。如星が例え自分の知らないジャンルであっても、何か趣味に深い造詣を持つ人間と喋るのを好むのは、こういう思わぬ共通項がそこに潜んでいるからに他ならない。ああ、実に幸せな体験だった:)

今更ながら冬コミ時のご連絡

まったくもって今更ながらのお話になりますが、前回冬コミにて当方に差入れをくださった方の中で、「京都のアプリコットのチョコレート」をくださった方、売り子の手違いでお名前を頂戴し損ねておりますので、いらっしゃいましたら当方までメールフォーム等にてご一報いただけますでしょうか。大変失礼をいたしました。またご連絡が遅くなったことを深くお詫び申し上げます。

今日の一滴="液体:ポカリスエット" (2006/01/27)


 
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