VERBA VOLANT, SCRIPTA MANENT.

如星的茶葉暮らし

■ 09月下旬 ■

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酒の一滴は血の一滴。茶の一滴は心の一滴。ネタの一滴は人生の発露。


 

【2005-09-21-水】

Wonder Parlour:メイドカフェの方向性

ああああどんどん書きたいことが風化してしまう。

先日池袋方面に出たついでに、ヴィクトリアン系と噂のメイドカフェ「Wonder Parlour」に行ってみた。

旧アニスシードが閉店して以来、最近はすっかりメイドカフェ関係からも縁遠くなってしまっている。そもそも段々「メイドカフェ」という名前を冠するのに疑問符の付くような、単なる「コスプレカフェ」な店の方向に業界全体が傾いていたし、下手すりゃ「メイド」の看板は安っぽい風俗未満のような、水商売に足を向けられないチキンなオタクの為の店のようなイメージすら漂い始めていたし。

そんなわけで、最近の開店ラッシュも斜に構えて横目で見てたのだけど、少しずつ「メイドというより秋葉系向け」と「メイドやメイド服に凝った店」など、一方向に特化する動きも出てきたのかな、という印象。元祖ヴィクトリアンメイド系に舵を取った店があるのならば、見てみて損はないだろうと足を向けてみた次第である:)

──結論から言うと、確かに悪くなかった。道に面したショーウィンドウ的な場所にはゴスブランド系の小物等で飾り立てたディスプレイテーブルがあったり、内装もヴィクトリアン風の壁紙でまとめ、隠しようのないコンセント等にも模様を入れて旨く誤魔化していたり。トイレもあまり快適とはいえないけど、そのままではダメだとしっかり認識して、色々小物で飾り立ててたのには好印象。フードメニューとしては、紅茶がしっかりしてたのは嬉しい。それ以外は、ま、ありがちなメイドカフェメニューと言ったところ。

しかし。逆に言うとそれだけ、なのだ。内装も頑張ってはいるけど「後付」のレベルだし、確かにロングのメイド服は良かったしサービングも丁寧で嬉しかったけど、何か取り立ててメイド文化的なところがあるわけでもなく。要は内装や服装だけで勝負に出ると一般のカフェ等と同じ目線で評価を入れざるを得ず、その評価線上だと、やはり市場的に小さくコストも掛けられないメイド店舗では今ひとつ勝てないのだ。……つまり、何だかんだ言ってもメイドカフェというモノは、何処か「テーマパーク」的な、アトラクションめいた何かを求められてしまうということなのかもしれない。

これで立地が良ければ、普段使いの店としてはそこそこ良かったかもしれない。ふと思うに、そもそも秋葉のメイドカフェはどちらかと言えば「行くこと自体」の方も重要であり、そこの客やメイドさんたちと「集う」という経験の共有が主たる楽しみなのかも。その辺り、中身や見てくれこそ違えど、文化的にはヴィクトリア時代のパブめいた存在と呼べないこともない:) ただしそうなってくると、「秋葉原以外」のメイドカフェは「場所の共有」という観点に置いて、思った以上に不利なのかもしれない。

あ、池袋が生活圏な人には、ちょっくらママーリするにゃいい店だと思うので誤解なきよう。

今日の一滴="−−−−" (2005/09/21)

【2005-09-26-月】

茶葉的鼠算記事

今更ネタではありながら、ネタに困ったらの法則で勝手回答。

……いや、オリジナルのも見てみたんすが、なんか設問が曖昧だしお気に入りの種類を定番の5から3にしてるのもよーわからんしという事で捏造と相成ったわけでありまして。つか英語がちょっと酷いのは直したほうがいいと思うけど、まぁいいか:)

家にある茶葉のストック

やっぱりこれを自分でもまとめてみたくてバトンを受けたという面も:)

まぁこんなもんですかねー。紅茶はダージリン・アッサム・祁門辺りは農園を変えつつも常に保持している感じ。中国茶はかなり気分だけど、最近岩茶系は割りと常備化している。フレーバーは時折入れ替えはあれど基本的にマリアージュに限る(レピシエのフレーバーは茶葉が酷い)。あともはや普段飲みで手放せないのが加賀棒茶かな:)

今一番飲んでいるお茶

青山ティーファクトリーのヌワラエリヤかも。非常に落ち着く、普段飲みに最適の味わい。

後は大抵気分とか疲れ具合で選ぶので、飲むお茶はまちまち。飲みたいお茶を考える時間もまた、茶飲みの幸せの一つ。

最近買った茶葉の銘柄

青山ティーファクトリーのウヴァ。店主さんがまたスリランカに自身仕入に行くと事前に聞いていたので、文字通りその日の内に成田から直行で店に持ち込んできたお茶をゲット。流石あのおっちゃんが選んできただけの事はある、素晴らしいクオリティでした:)

お気に入りの喫茶店5店

選外:レピシエ各喫茶。行ってまで飲みたいと思うほどお茶の入れ方が巧くないし、店の雰囲気もスイーツも平凡。茶葉専門店の癖に禁煙じゃないってのも、何考えてるんだかって感じ。最近はほぼ茶葉補給専用で、それならネット通販でいいやというところ。

論外:神保町 ティールームTAKANO。店員の態度がとても横柄で感じ悪い。セイロンじゃあるまいし、ダージリンとか茶葉をポットに入れっぱなしにしてたら渋みが出すぎてしまうと思うのだが、渋いので茶葉を抜いてくれと言うと「渋いのがお茶です」などと説教してくる。紅茶のポットサービス自体が貴重だった10年前ならまだしも、これだけ紅茶を出す店が増えた今行く意味はまったくないと思うのだが、何故か昔からあるというだけで有名な店。

良く飲む、または特別な思い入れのあるお茶5種

バトンを渡す5人

てけとうにどうぞ。意外と身近に茶飲みが少ないなー。

今日の一滴="−−−−" (2005/09/26)

【2005-09-27-火】

履歴による恋愛診断

なかなかここの恋愛診断が面白い。

よくある性格診断モノではなく、過去の恋愛経験を相方一人毎に入れていくタイプで、診断というより過去分析をするようなタイプ。なかなか鋭い分析だし笑える文章もあったりで楽しいのだけど、入力した恋愛履歴がばっちり結果に表示されてしまうので、結果ページを晒しにくいという難点がある(苦笑)

さておき。この各履歴を入れていくというのが結構大変で、向こうもそれを考慮してか「入力中データ保存」機能までついてたりするのだが、分析結果を実体に近づけるためには、極力正確に回答していく必要がある。まぁ「客観的に」というのは色恋沙汰でありハナっから不可能なので、自分の中で各人を「相対的に」評価して回答に差をつけるのが、正確な分析を得るコツかも。また履歴を入れるという前提上、過去に一人しかいない、とかいうパターンだとあまり面白い結果にはならない模様。

いずれにせよ、自分の恋愛に対するスタンス・性格を診断するより、恋愛とはまず相手ありき、という観点が現れている辺りが実に興味深い。過去及び現在進行形の「評価」ってなかなか自分自身ではやらないモノだしね。ちなみに如星の短評は「大恋愛人間」、実践的恋愛成績は「80点」でした。いやあもう各人に対する分析が大変鋭くて面白いのだけど、流石にこれは公開できませんなー。ま、一度ご自身でお試しあれ。

今日の一滴="−−−−" (2005/09/27)

【2005-09-28-水】

最近消化中の同人誌に対する雑感つらつら

今日の一滴="−−−−" (2005/09/28)


 
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