MACHINA EX DEO
如星的茶葉暮らし

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酒の一滴は血の一滴。茶の一杯は心の器。ネタの一つは人生そのもの。

【2004-10-14-木】

【ヴェネツィア日記次第・DAY-4】

事実上の最終日・四日目執筆開始〜。いい加減こればっかで飽きたという声も聞こえてきそうですが、一応これ私的メモですんで(ェー

【被服好きは男女を問わずとりあえず。】

王様の仕立て屋サルト・フィニート3〜4巻読了。新刊を買い逃してた事に今更気づき、急遽クリッコしてまとめて入手。これを読み出してから真面目にシューキーパーを買ったりするようになったのは秘密である。

と、ナポリの仕立て屋なんて縁遠い存在を、しかもスーツという遊びの少ないと思われがち紳士服を対象にしたにも関わらず、被服の面白さにイタリア流の「小粋」を合わせたテンポがはまっていて、1〜2巻もなかなか面白い作品だった。こういう作品は、下手すると妙にスノビッシュな知識披露漫画になりがちなんだけど、ナポリのノリはその辺の緩和にも役立っているのかも。

さて、この3〜4巻に至り、「装いとは装う也」を地で行くようなシナリオ作りの巧さと、人が根本的に持つ被服への憧れのマッチングに更に磨きが掛かり、作品としてだいぶこなれてきた感じ。これに較べると確かに1〜2巻の話はちと硬かったかもしれない。考えてみれば服ってのも酒と同じで、人類が長いこと趣味を傾けてきた伝統を持っている。そこには思想も生活も遊びも含まれていて、知れば知るほどに楽しさがにじみ出てくる。うーん、何でも酒に結びつけるのは良くないかもしれないが(笑)

というわけで、例え紳士服ではなく、例えばゴスや貴婦人服等女性服でも、あらゆる「被服」に興味を持ってる人は、とりあえず読んどいて損の無い作品である。お勧め。

今日の一滴="−−−−" (2004/10/14)

【2004-10-15-金】

【インターネット的飲み屋談義】

後述……予定。ほんとか?

今日の一滴="−−−−" (2004/10/15)

【2004-10-18-月】

【うーうー】

……ちょっとへばってます。更新止まってるし。明日が終われば復活予定……です。一応。マジで。

あー。なんか小説書きたいなー。でも21日にコレが出ちゃったらそっちにはまる予感も(苦笑)

今日の一滴="−−−−" (2004/10/18)

【2004-10-19-火】

【私信】

今日の結果については、まぁ、その、なんだ。聞くな。果てしなくヴィミョウだ……orz

【東京駅のささやかな眺め】

某所が若干早くはけたので、東京駅通りがてらに「oazo」@丸の内を覗いてみた。

大した用事はなかったのだけど、東京駅周辺に色々充実して来てくれるのは結構嬉しい。会社帰りに何処ぞ寄るのは面倒、地元に戻ると遅くなる、なんて時に、ちょっと人と会う場所やら買い物する場所、そして今回丸善が越してきて本屋も駅前に(八重洲ブックセンターはちょっと遠かった)あまぞねメインの如星だけど、雑誌や「今夜読みたい」本をひょいと買うにはもってこい。こいつは一つサーベイを入れといても損はないでしょう:)

今回はちょろっと地下から入口を覗いて、あとお気に入りのショコラティエ、ドゥバイヨルのカフェが1Fにあったのでふらりと飲んできただけなのだけど、エントランスだけをみてもなかなか好印象。どうしてもこの辺りはお隣の丸ビルと比較してしまうのだけど、どちらもいわゆる「今時の」デザインでありながら、向こうで何故か感じたバブリーさがないのが良い。向こうがただドーンとでかい箱物造りました、という雰囲気なのに対し、単純にこちらは狭めのスペースを器用に使ってるからかもしれないが。

またエントランス、そしてそこのカフェからは、ちょうど斜めに丸の内北口の東京駅舎が眺められる。今日は生憎の雨だったけど、それでもライトアップされた東京駅の煉瓦造りをこのアングルから眺められるのは結構乙なモンである。丸ビルの1Fエントランスは東京駅の眺めをまるで使わぬ作りで、しかもエントランスカフェがわざわざ薄暗く内側に作ってある微妙さで全然使う気にならなかったのだけど、こっちは昼夜問わずふらりと寄りたくなる感じ。駅前のお手軽さもあって、なかなか使い勝手は良さそうだ。

今日は晩酌用にドゥバイヨルの胡椒入りプラリネとチョコを1つ買って帰還。モルトに合わせるならどれ?って聞くと、人に寄るのか毎度違うのを選んでくれるのが楽しい:) 答えが固定化してないのと、毎度結構悩んでるので、テンプレ回答じゃなさそうな辺りがポイント高し。……最近どうも酒浸り日記に見えてしょーがないですが決してそんなことはないので念の為(ぇ)

今日の一滴="ラベンダーの香りのホットショコラショコラ・ショー・アロマティカ(ラベンダー)" (2004/10/19)

【2004-10-20-水】

【レコミュ君、今時こんなXSSですか】

昨夜、音楽系SNSと謳われている(らしい)「レコミュニ」に誘われてみた。

如星は音楽を聴くという趣味が全然ないので純粋に興味で覗いてみただけなんだけど、仕組みについては上記リンク参照。まぁその楽曲共有システムが巧く行くかは微妙なところという印象で、権利許諾がそんなホイホイ降りるなら今頃日本のオンライン音楽シーンはもう少しまっとうになっていた気もするのだけど。

ま、それは全然傍題で、本題は次。このシステム、20日早朝段階までXSSが可能であった、ということ。レコミュニはSNSらしく日記システムがついているのだけど、ここがHTMLタグ等がダダ通りの書き放題だったのである。──大体レコミュニは楽曲使用料支払いと個人認証のためクレジットカード番号を要求する。「幸い」参加するだけなら番号登録は不要なのが、正直このご時世、ユーザー入力素通しなんて無邪気というレベルを通り越している今時悪名高きフリー掲示板CGIだってこうは行かねぇよ(苦笑)。 公開前に碌なテストをしてないってバラしたようなモノだし、そして一ヶ月間のベータテストで誰もそれを指摘しなかったと言うのも驚きだ。これが直ちに何かリークと繋がる訳ではないのだけど、個人情報、ましてやクレジットカード番号を扱うシステムなのに、テストの存在すら疑わせるようではカード番号は預けられない。

昨日19日オープン後、20日朝段階では既に指摘があったらしく修正が掛かっていたけれど、この手の問題は小手先で直せば済むってモノじゃない辺りが難しい。こういう設計レベルでのミスをやらかしたってことは、他にも「初歩的でない」脆弱性を孕んでいる可能性は高い(10/22追記:実際にまだ色々ある模様)。抜本的に見直してシステムの信頼性を上げ、かつそれをユーザーにアピールしないとサービスの信頼度は回復しないと思うのだが……。難しいね。実際堕ちた信頼度の回復ってどうやってるのか如星は詳しくない。第三者監査とかあるんだろーか。

……と思っていたら21日0200時現在、なんとレコミュニ公式の何処にも脆弱性の存在と修正についてアナウンスがない。これじゃセキュリティに対する運営側の意識の無さを暴露してるようなモノ。信頼度の回復どころの話じゃないなぁ。まさかこれを、俎上に乗せたレコミュ内の日記への「中の人のコメント」で済ませたつもりは流石にないと思いたいが。

greeの時にも平文メールパスワード送りつけという素敵スタートでいきなり使う気が萎えたんだが、世の中の意識っていまだそんなモンなんだろうか。ベータだからとか始まったばかりだとか、そういう問題ではない。運営側の根本的なスタンスの問題なのだからねぇ……。

や、俺は多分ほとんどレコミュニ使うことはないだろうから構わんっちゃ構わんのだけど(苦笑)、それでもこういう実験的な面白みを持つところが、実験以前の話で潰れてしまうのは悲しいので。

今日の一滴="−−−−" (2004/10/20)

【2004-10-21-木】

【腕の鈍ったエースですが何か】

ちょっとサンド島CAPに上がってきます。

今日の一滴="−−−−" (2004/10/21)

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