MACHINA EX DEO
如星的茶葉暮らし

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酒の一滴は血の一滴。茶の一杯は心の器。ネタの一つは人生そのもの。

【2004-08-02-月】

【hey, it's a party month】

つい先ほど、今夏「神慮の機械」新刊・Fate/daydreamの入稿を無事完了いたしました。 ここにご報告申し上げると共に、3日目東F-41bにて皆様のお越しをお待ちしております。……ふー、これで今年もようやく安心して夏祭りに臨むことができます(笑)

いやー、今回は過去例を見ないやばさでした、原稿。本業ニセの山場が原稿の修羅場に重なってしまったのが運の尽き。先日の近況報告でも書きましたが、体調すら崩してしまっててんやわんや。印刷屋さんと連絡を取り合ってしのぎましたが、今回は初めて「物理的に不可能、落とすかも」という恐怖を味わいました。

また今回は初めての奈須ワールド対象ということで、いざ書き出してみるとサーベイの量が予想を遙かに超えるボリュームに。あの膨大で魅力的な世界観で書くわけですから、世の中一般の解釈ぐらいはある程度把握しなければ話にはなりません。結果、中途状態の歌月や未プレイのメルブラネタの仕入れを含め、あちこちの解釈サイト・BBSをお邪魔することになりました。……もちろん「二次創作」なので、空白の部分を練り上げるに吝かではなかったのですが:)

なお今回、本文印刷の締切りを延長して頂いたPOPLS様には本当に頭が上がりません。……ま、当然延長の特別料金を払っているわけですが(苦笑)、もちろんその部分を頒価に反映させるつもりは一切ありませんので、念の為。

同様、今回はるろお様の素敵表紙を生かすべく、印刷クオリティで定評のある関美印刷さんにカバーをお願いしました。この辺は同人屋として、自分の本に対する「趣味の領域の愛」ですので、その辺を値段に反映させるのは論外、というのが如星の方針です(他の人もそうあるべきだ、という訳ではないですが)。ま、今まで遊び紙とか箔押し等の定番もしたことないんですけどねー。

とりあえず、これでちょっと一息です。本業の方はまだ少しやばかったりしますが、夏コミ本の一部プレビュー公開、レビュー公開なども進めていく予定ですのでもうしばらくお待ちくださいませ。

とりあえず寝かせろ。ベッドが欲しい。女付きでなくていい。

今日の一滴="エスタロンモカ" (2004/08/02)

【2004-08-03-火】

【それでも続くよ人生は】

日記更新が再開できるといいなぁ。って当たり前のことなんですが。

というわけで原稿の山を終えた昨日は当然そのまま出勤。が、人間としてまったく使い物にならず(;´Д`) 実際には目の疲れや眠気は大して感じてなかったのだけど、例えばいざ資料を目の前に展開すると、まったく数字も文字も頭に入ってこない状態。要するに、脳味噌というか思考力は消尽されてたのだけど、それが眠気に転化されていない状態というか……。よくよく見返してみれば、朝印刷所に送ったメールも単純計算の部分がばっちりミスっていたりと、ああ人間身体は正直なもんだ、と思うことしきり(苦笑)

元々小説系の作業のしんどいところは、たとえ眠気が無くても思考が回らなければ意味が無い(頭を使わなくて済む雑用部分があまりない)というところ。考えているつもりでも気が付けば空転してるような状況に、昨夜も散々「思考力は有限のリソースである」という事実を痛感したのであります。うーむ。

ちなみに、実は「派手な音楽を大音量でヘッドホンで聴き続ける」ことで、強制的に思考力を回転させるという技もある。普通に考えればむしろ思考の邪魔になりそうだけど、人間は元々「敵襲」に備えるため、耳からの大音量で脳を活性状態に持っていく習性があることを利用して、多少思考の流れが邪魔されてもいいから思考が前に進む方が重要というシーンで使う禁断の業がコレなのだ。……何故禁断か? そりゃ回らない歯車に油を注さず、強引に力で押し回そうというのがこの方法。一日やるだけでその後だいぶ廃人になれます。ハイ。

そんなわけで昨日は開放感に浸る間もなくフォールダウン。趣味系開放は今日に持ち越されたのでありました。オチなし。

【腐れ脳の素敵解釈】

「ドキドキする瞬間、伊豆・三津シーパラダイス。」

……今そのシーパラダイスとやらのイルカの中吊り広告を眺め上げているわけですが、どうしてもその水面上だけの形状が、間桐臓硯のアレ虫に見えてしょうがありません。ドキドキ。

いやだってほら口半開きで細かい歯が見えてるし!硬質だけどぬらぬらしてるし!

今日の一滴="酒:オスピス・ド・ボーヌのマール" (2004/08/03)

【2004-08-04-水】

【ご無沙汰でした、我が酒愛】

さてへばっていた一昨日、本当は激しく某所に寄りたかったのをグッと堪えて寝て過ごし、体力の回復に努めること一晩。で、遂に昨日こそはと封印を破り、本当に久しぶりにBar Stonefree@横浜へ進軍である:)

実際数えてみると、実に2ヶ月ぶりの来訪。本当に不義理を重ねてしまって恐縮だけど、変わらずの笑顔で迎えてもらい、スッと馴染んだ感覚でカウンターに。するともう不思議なもんで、身も心も酒飲みのモードにバチンとスイッチが切り替わり、至福の瞬間5秒前の、あのえも言われぬ高揚感が漂ってくるのである(笑)

アイリッシュモルト:カマネラ・カスクストレングス(ハイボール)

まずは軽くスタートということで、フードに合わせて何かというモード。ビシソワーズのパスタ、なんてモノがあると聞いて早速先にフードを決めてしまったので、それに合わせる形で何かソーダ物を───というところで選んでもらったのがこれ。このカマネラをあえてソーダで割ることで、アイラに近いピート香がふわっと立つ。……ああ、なんてこっちの好みのツボを突いた、まさにスターターの一杯。久々でもこういうところ(アイラ好きとか)を覚えててくれるのは嬉しいねぇ。

オイルサーディンのオーブン焼き

パスタが出てくるまでにはちょっと時間が掛かるので、先に何かつまみを……と頼んだのが、あの缶のままオーブンで焼いたコレ。実は如星、数多あるバーフードの中でも、このオイルサーディン焼きってのに目がないである:) マスターM氏も自分が好きで入れたというこのサーディン、コイツをつまんでアイリッシュをくいっと飲ろうモンなら、思わずああもうこれ以上の幸せなんて世にあるか、って風情に天を仰ぐ。久しく忘れていた酒飲み的感覚、幅広い選択肢と、ツボを心得たバーフード、そしてキッチリ好みと相性で酒を勧めてくれるバーテン様。やっぱりこの3つがキチンと揃うと敵わねぇな、と改めて実感である。

ビシソワーズの冷製パスタ

Stoneのパスタは相変わらずのクオリティ。その辺のパスタ屋よりも普通に旨い硬めのアルデンテ、芋の旨さに舌鼓。クリーミーでも重くなく、酒との合わせにピタリとはまる。

ちなみに丁度ここらで最初の一杯が終わるので、さて次は重い酒とフロマージュでも行きますか、というところ。 ……この間、このタイミングも実は勘所なんだよね。フードの量とタイミング、酒の合わせがテンポよくカチリとはまる、というか───ホント、もにょる点の1mmも無きサービングである。

マール:オスピス・ド・ボーヌ

というわけで今日は体調も考え、2杯でラストに。散々悩んだ挙句、青もウォッシュもそりゃもう酷いチーズ(誉め言葉)が揃ってるということで、そこに合わせる形でマールを選択。修道院の、というのは良くあるけど、これはホスピス、つまり病院のブドウ畑のマールらしい。

……口に含むと、咄嗟に浮かんだ表現は「種のブーケ」。まさに絞りかすらしい種の土臭さ、蒸留され、ブランデー化していても、明確にその原料がぶどうであることを主張する鮮やかさ。本っっっ当に久しぶりに飲む、最大級に当たりのマールである:) しかもぶどうってぐらいで、これがまたチーズと合うわけですよ。皿が前を通るだけでプンと匂うような強烈な連中を、種の力で叩き伏せて楽しむ感じ(笑)。ああ、これまた酒飲みの幸せですなぁ。

この2ヶ月間、息抜きといえば某Aniseseedなど行ってみたりもしていたわけだが、以前「プリフィクスド・アラカルテ」でも書いたように、やはりこういう攻守揃った良さは何物にも代え難い。特に後半、アニスのフードは迷走の一途を辿ってしまってたしなぁ……。

#ごにょごにょごにょ。ちなみに少々無粋な話をすると、フードは同行したぶどうさんとシェアして折半、それで締めて一人4000円ちょい也。これを高いと見るか安いと見るか、俺的には全然安いのだけど、実はこれって大体1アニスのアベレージでもあったり……

というわけで久々に帰ってきた本道たる酒の道、高らかに笑っちまう程の至福を堪能して幸せに帰宅。一方どうも開放感が食欲物欲に向かっているような気がしてならない今日この頃、体重計は窓から投げ捨てました(ぇ

今日の一滴="紅茶:キャッスルトン夏摘み" (2004/08/04)

【2004-08-05-木】

【夏摘みの季節】

何故か一日遅れの「昨日の日記」が続いています:)

さて昨日の「今日の一滴」にも書いたように、昨日は帰り際にレピシエに寄り、今年の夏摘みダージリンを仕入れ。長い修羅場生活の大量消費&補給不足にて、ちょうど自宅の茶葉ストックが尽きかけていたところでもあったので。

今回は衝動的物欲に身を委ね(笑)、性格の違う2種類を同時に買ってみた。あと店頭で飲ませてもらった水出しが気に入ったので、水出し普段飲み用にアールグレイ系を一種。早速帰宅して2種類のダージリンを試し、アールグレイは水出し開始である。……この瞬間が最高に幸せ。

CASTLETON, FTGFOP1 04-DJ88

伝統の名園キャッスルトンより。レピシエチャートによれば、豊潤かつ重めの一品。実際に自宅で入れてみると、力強い土の匂いと味わい、後口から鼻に抜けるフレーバーは流石。渋みのバランスもよく、まともな茶葉復帰第一弾としてはこの上ない一杯であった:)

ちなみに茶菓子にはアンリのイチジクジュレを使ったケーキを。いやー、やっぱ良質の茶には良質の甘味。我ながら食欲カッ飛んでるのぅ。

SUNGMA, SFTGFOP1 04-DJ155

サングマ農園。如星自身はあまり飲んだことはなし。キャッスルトンとは茶葉の見た目自体もかなり違う大柄な葉である。1ポット目のキャッスルトンを余りの旨さにスイスイと飲み干してしまったので(笑)、そのまま2ポット目に入れてみた。

味わいは透明感が強く、すっきりとした感じ。キャッスルトンと比べると少々物足りなく感じてしまったけど、それは2つ目にこっちを飲んでしまったからだろう。ボディの強い物を後ろに回すのは、お茶でも酒でも変わらないルールなのである。

アールグレイ・グランドクラッシック

番外編。レピシエの謳い文句によれば、かのグレイ伯爵がアールグレイによって再現しようとしていた「元のお茶」の「再現」。中国紅茶に龍眼の香りをつけた物だったそうである。ホンマかいな。

普段レピシエのフレーバーに興味はない。レピシエのフレーバーは取ってつけたような香りと、ベース茶が味わいの弱い安茶なのがイマイチで、正直「お茶を知らない人向けの客引きパンダ」な面がある。が、まぁ今回は元茶葉が「ラプサンスーチョン」としっかりしていること、店頭で嗅いだ香りも合成風味ではなかったので、久々のアールグレイとして買ってみた。

実際入れてみると、アールグレイというよりはライチフレーバーの紅茶のような感じ。ただ家族に飲ませると「アールグレイだ」と言う辺り、再現はキチンとされているということか。実際甘みの中にラプサンの燻製の香りがしっかり活きていて、なかなかにお勧めである。

さあ、酒は飲んだ茶は買った。次に補充しなきゃいかんのは、やっぱネタですかな?:)

今日の一滴="−−−−" (2004/08/05)

【2004-08-06-金】

【救いの手の着地点】

この界隈の人には耳慣れた話だろうけど、まぁ当方若いので許してくだされ。

如星は一応、あちこちで使われているウチの技術テクノロジのコア開発なんぞに携わっていることもあり、結構他部門、別プロジェクトから「支援要請」を受けることがある。まぁこの歳でその辺の技術スキルを認められているってのは確かに嬉しい。たとえ二線級としてであっても───第一線級は出払ってるけど、とりあえずコイツを出しておけば一息つける、という類の存在は、実は個人的好みでもあるし。

しかし「所詮、支援が要請される場所は地獄でしかない」(笑)

そうだ、細かい技術情報を上流、せめて設計段階から生かそう、なんて殊勝な所には呼ばれないのである。大抵は、テストも末期、いやサービス開始後にすら火を噴き出して、しかもその原因が掴めないなんてケースがほとんどなのである。

「プロジェクトは自らの業によって滅びる生き物」。まぁさすがに何度もそんな滅びの過程にばかり呼び出されれば、どのケースも大概、純粋な技術不足とか要員不足以外のところで業を抱えている様が俺にだって見えてくるものだ(苦笑)。国家においても、その国民性は危機において良く現れるという。例えば「場当たり的」という業で堕ち込んだ連中は、危機対応においても場当たり的に動くモンであり、突然改心したりするわけがない。……もちろん、俺は純粋な技術屋というわけじゃなく、自身「プロジェクト」と呼ばれる舵の硬い化け物の中で生活する身分である。だから全てを理想論で動かせというコンサル的な台詞を紡ぐわけではないが、それでもこれだけ末期がパターン化されていると、少々呆れも来ようというものだ(;´Д`)

というわけで、突発的に発生するこういう時は割と気が滅入る───と言いつつも「所詮は他人の人生である」、はーしんど、と思う程度で済むのだけどね。ま、根は酷薄なモンですから:)

今日の一滴="焼肉後の一杯のエスプレッソ。" (2004/08/06)

【2004-08-07-土】

【what once people had believed】

戯れ言。

かつてインターネット上に「Web」が生まれ、コミュニティと呼べるものを形成しだした頃、そこは物理世界とは隔てられた新世界だと信じられていた。そこは既存のしがらみから放たれたユートピアであり、当然そこでは全てが平等でなくてはならなかった。……らしい。

元々学術論文に慣れた学術オタクアカデミック・ナードが主流だったWeb世界から、今に至る「リンクの自由」という概念が生まれたのは不思議じゃない。その頃から既に「標準化」によるブラウザを選ばない世界は正義とされていたし、日本では「インターネットでは万人がアクセスしてこれる」というだけで、トップページは英語であるべきという理想まで大真面目に掲げられていた(今でも時折「Sorry Japanese Only」という謎の言葉としてその残滓を見ることができる)。かつてはそれが本気で別世界のユートピアになると政治屋連中までが思っていたのか、それを許すまじと「インターネット法」なんてモノを真面目に考えられてもいた。別にネットに規制を掛けること自体はアフォではないが、まるで「道交法」で屋台の親父から道端のゲロから路上殺人までをカバーするかのような発想だったのが笑えるところだ。

その後、結局現実が押し寄せてきて、一体化した。母国語のコンテンツは栄えたし(英語は「現実世界と同程度」にしかネットの標準語にはならなかった)、インターネット法なんてのも作られなかった(各個別法の拡張は試行錯誤中だが)。「閲覧環境の平等」の破綻はブラウザ競争に責が帰せられてるけど、それ以上に「普通の人」は隣の人が読める以上のアクセシビリティなんざ一顧だにしなかったし、技術屋は一向に釣り餌をユーザーの前に吊るすことはできなかったからだという気もする。大体今や、多くの携帯サイトなんかはPCからのアクセスを拒絶する。気が付けば、そこには既存のインターネットから分断された大きな大陸が生まれていたりするわけだ。……ほぅら、アクセスの平等は何処へ行った。

何より、結局ネット上には普通のコミュニティ───往々にして排他的なもの───が持ち込まれた。閉じた世界、攻撃的な世界、他とは通じぬ文脈で周りを拒絶し、あるいは笑う文化。摩擦。紛争。そして当然、商業主義。権威。ネット上に固有の文化、現象は当然存在するけれど、本質的には全ての底にある人間というモノに変わりは無い、ということなんだが……うーん、話がオチなくなってきたな。まぁ、古くからネットとリアルを明割する傾向を鼻で笑っていた人間にとっては当然の現状なんだけど、10年前の予言は10年前に口にしていないと意味がない:) それでも、一応メリケン時代からネットに浸からせてもらってきた身としちゃ、予想通りだなぁ、と思わないでもないわけで。

ま、それでも一応、平等という思想は生きているとも言える。現実的に考えれば、曲がりなりにも個人の持てる力としては、相変わらずインターネットは当初考えられていた通りの潜在力を持っているわけだから───まぁそれは元々のインターネットの構造によるもので、Webによる世界構築の夢とはあまり関係はないのだけどね。

……脈絡の無い文章でごめんなさい。

今日の一滴="−−−−" (2004/08/07)

【2004-08-08-日】

【なんてことのない休日】

久々にNid CAFE@表参道などに出てみたり。

今回夏コミの売り子を引き受けてくださる方の一人・柚帆さんと打ち合わせを兼ね、いや打ち合わせとは名ばかりに、原稿後初の週末という「娑婆の空気」を吸いに出かけたわけでありますよ:)

地獄のような暑さを抜け、足音が心地好く響くデッキ張りの床を踏みしめ、やっぱり例の窓からの不思議な眺めに到達する。余りの暑さにやっぱりスパークリングを頼み、冷たい甘さでグッと渇きを癒しながら、久々のカフェ的寛ぎの時間を堪能した。んんー、やっぱシャバの酒は旨いねぇ(違)

表参道。青山通りとの交差点のところでは、茹で上がるどころか焼き上がるような灼熱だったのだけど、流石に表参道本道に入ってしまうと、両脇の建物の間を青々と埋める街路樹がほぼ一日中木陰を維持してくれるからか、ついぞ10m前にさっきの暑さがあるとは信じられない程の涼しげな風が吹き抜ける。久々にかあいいおにゃのこなどヲチしながら更なる寛ぎを求めて中国茶屋へ。その街路樹群の樹上をちょうど水平に眺める位置での一杯は、なんというか自分がいる場所が東京のど真ん中だとはとても思えぬ開放感をもたらしてくれる。飲んだお茶は水金亀(岩茶)、甘い八宝粥と豆腐アイスのパフェに舌鼓を打ちながら、しばし来週末に控えた狂乱の戦祭りを失念する(笑)

今日の一滴="−−−−" (2004/08/08)

【2004-08-09-月】

【last Reviews:"Fate/staynight"】

夏コミまでにFateレビューを上げなければ……と思いつつ、既にもう月曜日。今日明日で何とか書き切りますのでお待ちくださいませ……_| ̄|〇

とりあえず予告編というか、皆様が騙されて駄文をお買い上げにならないようにプレビュー版を公開いたしました。よろしければご覧くださいませ。

今イリヤのコピー本が出せるか、最後の足掻きにチャレンジしています。うーん、しかし毎度毎度の事ながら、それでもやっぱり、この狂宴前のアフォみたいな慌しさは、いとおしくすらありますね。ええ、これでこそ宴の準備、年に二度のお祭り騒ぎ。……決して前々からゆっくり準備しておけばもっと質の高いものが提供できたとか忙しくならずに済んだとかそういうことを考えてはいけません(ぇ)

【行くぜヴェネツィア】

今後の予定に若干の「可能性」が見えたため、慌しい中でも諸方面に手を伸ばして追い討ち調整を掛け、9月の第三週に休みが取れることに。そうとなれば今度はWebやら代理店やらとごにょごにょ粘り、超ハイシーズンながらヴェネツィア行きを確定させました(゜∀゜) やはりこの時期からチケット探すのは相当大変で、行きも帰りもあらゆるヨーロッパ便が残席ゼロだったりとかなり焦りましたが、諸所ご協力いただいて無事確保。

いやー、去年はまとまった休みが全然取れず、実に二年ぶりの訪問になってしまいました。今回はちょっとホテルなんかもこだわってみたり、どっぷり趣味に漬かった一人旅を満喫してくる予定です。別に買い物等は興味ないし、「一度は見るべし」をもう見る必要はないわけで、ヴェネツィアの街そのものの雰囲気を味わう感じですね。

……とか言ってたら、こんなのやってるんですが! やっぱこれはネタとして見に行って写真を撮り、「アニ○イトヴェネツィア店に行ってきました。」とか日記を書くべきですかねぇ!(笑)

今日の一滴="−−−−" (2004/08/09)

【2004-08-12-木】

【かくて人は狂乱の宴に】

いよいよ夏宴突入です。時間的余裕というのが欠片もありませんどうしてくれましょう。同人稼業と社会塵活動を押し並べて推進している人種は、八月を「夏師走」と呼ぶことにしませんか?(笑)

明日一日目の方で参画しているTRPGサークルのコピ本の製本をなんとか午前2時に終え、諸々の身支度をし、ちょっとだけ寝て、いよいよ夏祭り初日です。うーんしんど。しんどいけど、やっぱこの焦燥感は楽しいですなぁ。バタバタしないとコミケって感じがしないです。いやホント言い訳じゃなくて。

さて明日は帰還したら三日目コピ本が出るか否かの大勝負です。イリヤ先生にぬっ殺されるか否か、さてさて。

今日の一滴="−−−−" (2004/08/12)

【2004-08-14-土】

【戦闘前夜】

夏コミ3日目前の最後のご連絡です。(この日の正式日記は翌週分にて)

  1. 新刊「Fate/daydream」、頒価は700円です。よろしくお願いいたします。

  2. イリヤさまコピー本は落ちました_| ̄|〇

    時間がわずかばかり及びませんでした……。次回作収録またはWeb公開を予定しています。

  3. 当日お買い上げいただいた方に、お一人様一枚栞をつけさせていただく予定です。

    ただし、数に限りがあります。先着順となっておりますので、品切れの際にはご容赦ください。

  4. 如星本人は主に午後、自スペースにおります。一発ぶん殴ってやりたい方はその辺りの時間にて。

  5. 今回の売り子様はメタモルやヴィクトリアンメイデンに身を包んでのお出迎えです♪(何)

それでは皆様、本日前線にてお会いしましょうSee you on the beach!|ω・)ノシ

今日の一滴="−−−−" (2004/08/14)

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