MACHINA EX DEO
如星的茶葉暮らし

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酒の一滴は血の一滴。茶の一杯は心の器。ネタの一つは人生そのもの。

【2004-08-13-金】

【作戦名 "Lunatic Dawn 66" DAY1】

……タイトルはまぁ「有明」を英訳してみてください:)

さて夏のお祭り一日目、今日は別所のTRPGサークルの一員として参加です。……ま、結局のところ主執筆人は如星だったりするのですが。昨日取れた休みを全て執筆最終仕上げとその後のコピ本製本に突っ込んでますからねぇ。

ともあれ、今日の売り子には、ぽこ&柚帆さんをお迎えし、後顧の憂い無く如星自身は買い物に出撃。……いや、ちゃんと午後にはスペースに戻ってるから大丈夫ですよ!(何がだ)

今日の主目的はとにもかくにも、如星が8年前に初めてコミケに行って以来長らく愛してきたジャンル・FF6へ。今年は10周年ということもあり、諸所気合の入った本が多数出ていてほくほくです。……FF6というジャンルはもちろん女性向けの傾向があって801色も出てるのですが、それ以上に魅力的な主役級の数が多く、サイドの余地が多数あるという「良質の同人対象」の条件を備えており、泣ける話至上主義者の如星の琴線に触れる作品が多々出ているのです(ええ、過去に何度もこの辺りのセッツァー本とかエドロク本で泣かされましたとも!)。流石に現在のサークル数は半島以下という程度ですが、逆に言えばここ数年それ以上数が落ちることもなく、強固にこのジャンルを愛している人々が残ってくれてるということ、即ち本のレベルも総じて上々。コミティアの創作作家様方と並んで、如星が話作りのお手本にさせていただいてるサークル様方であります。

あとはらぐな本をちらほらと。ただどうしてもMMORPGの都合上、ストーリー性のないエロや内輪ネタに走った本が多いので、継続して買っているところのピンポイント爆撃を中心に。今日はWJ系メインの日なこともあり、そのホールを外れてしまえば人込みはさしたることもなく。

スペースの方では、今回準備号どまりになった新刊をキッチリ追って来てくれる方々がいて何より。TRPGのサプリメントを出しているわけですが、やっぱり「実際に使いました」って声を聞くと嬉しくなっちゃいますね。ただでさえマイナー中のマイナー、全コミケ中3-4Spしかないルールなだけに、それを狙って来てくださる方々には本当に感謝を。

新刊が完売した辺りで今日は早めの撤収、りんかい線の乗車大行列に巻き込まれる前に離脱開始。……この時はまだイリヤコピ本を諦めてはいませんでしたしね(苦笑)

【interlude: shortday, longnight】

帰還してコピ本に着手……のはずがそうは行かず。その前に最低限スペースをセットするための、POPやらペーパーやらが実はまだ未完だったのである(汗)。相変わらずの自転車操業を悔いる間もなく大車輪で展開。

……が、やはり前日までの準備と今日の疲れが溜まっていたのと、例によって機能は揃っていても実装が運湖なファッキンバギー・Adobeソフトウェアに印刷面で泣かされまくり、明日のKinko's送り&ハンズポスターコピー送りの準備が完了したのは午前3時。書きかけの原稿を仕上げ、コピーに回し、製本するには余りに体力が_| ̄|〇 ……というわけで、神慮の機械・イリヤスフィールコピー本はかくして落ちたのであります。嗚呼。

今日の一滴="パック入りカルピスウォーター" (2004/08/13)

【2004-08-14-土】

【作戦名 "Lunatic Dawn 66" DAY2】

今日はある種中休み。朝の一般列に並ばないとどうもコミケに行った気がしないのだけど(笑)、正直別に急ぎ特攻して買いたい物があるわけでもなく、寄る年波には勝てん、などと情けない台詞を呟きながら、今日は昼頃の入場フリー時間を狙っての出撃である。

そんなわけで、のんびりとマリみてエリアなどを眺めながら本を査収。なんだか最近「コミケ」というと、外周の大行列に特攻するか、企業ブースで限定グッズをゲットするかみたいなイメージが付きまとっているけれど、それでもやっぱりコミケは「最強の集積度を誇るオールジャンル即売会」である。特にあまり個々の細かいイベントに行けない身としては、こうして各方面のサークルさんが一堂に会してくれるコミケは実にありがたい存在なのだ:) こうして島中を好きな本を求めてふらふらして、こみちあ袋を埋めていく──この幸せは何物にも換えがたい。

最後に創作系をちろりと回って早めの撤収。ま、創作系は月末にコミティアもあるしね。

【今時のコピー本】

有明進軍前にもちろんKinko'sに寄り、ペーパーの印刷と裁断、バックアップ用のA3POP印刷を。B5のクラフト紙に2枚分印刷して半分に切るのだけど、今回はこれも店任せ。ブルジョワと言うなかれ、まぁ一箇所なんで100円ですから。

しかし今時、こーゆー同人的手間を片付けられちゃうKinko'sのようなオフィスコンビニは偉大だね。先日のコピー本だって、今や4枚ごとの原稿を1枚に面付け、部ごとにソート済みで出力するのも一発。そのまま方向をキチンと計算して紙折りサービスに渡せば、後は上からホチキス止めして表紙つけるだけの状態で持ち帰れるという次第。それでいてセルフコピー料金は単純機能しかないコンビニコピー機より安いし、おまけに24時間営業。如星的には数千円になるコピー代をカードで払えるのもポイント高い。

もちろん、こういう店はコミケ前には長蛇の列となるわけだけど、その辺を織り込んで使えば、如星のようなソロプレイサークル(苦笑)のコピ本・POP制作は圧倒的に楽になるのだ。……あー、たまにこう、集約コピーも両面コピーもできるのに、律儀にまず原稿を2枚セロテープ止めして平コピー、次にそれを大量刷りして裏返して紙トレイに戻し、2面目を印刷とかしてる人がいたりしますががが。おまけに印刷済みをトレイに突っ込むと当然よくジャムるし。……コンビニコピー機じゃあるまいし、タダでさえ後ろが使えてるんだから、もう少し文明の利器を信じて欲しいと思うこともしばしば(苦笑)

かと言って口出しするのも憚られますしなー。そういう人って、何故か一目で分かるやおい本描いてる女性が多かったり。いくら如星には乙女回路が24本ばかり通ってると言っても、それは外からは見えないわけですから、男性に声掛けられるの気まずかろうなぁ、とか思ってしまうわけでありますよ。

今日の一滴="茶:適当ほうじ茶" (2004/08/14)

【2004-08-15-日】

【暫定告知:the war is over】

夏コミに参加された皆様、お疲れ様でした。また当「神慮の機械」にご来訪いただきました皆様、雨の中、蒸し暑い中、汗と水分飛び散る中(笑)、ありがとうございました。おかげ様をもちまして、今回の新刊は完売を頂戴いたしました。本当にありがとうございました! また比較的早い、予想外の時間に終了してしまったため、午後遅くに来られた方にはご迷惑をおかけいたしました。「午後はいます」と日記にも書いておきつつ、14時頃には撤収してしまっておりましたので……(汗)

新たにご指名で来てくださったり、また君望ジャンル時の読者様でFate側まで追ってきてくださった方々もいらっしゃり、物書き冥利に尽きると感激しているところです。一方コピ本を落としてしまったり、配布栞ももう少し数を用意できればよかったなぁ、等反省点もいくつか。後ほどその辺も日記にまとめられればなぁ、と思います。

なお再版や書店卸についてもご質問を頂いたのですが、予定した通販とも合わせて、今回完全に一発で在庫を空にしてしまいましたので、正直厳しいのが現状です。余部などと合わせて何とか捻り出せないか悩んでみますので、もうしばらくお待ちくださいませ。

【とはいえお約束】

終わった、とはいえ毎度のお約束。次回申込みが終わるまでが夏コミです。

……振込手続等含め水曜日締切り。毎度のことながら、せめて1週末ぐらい挟んでくれると楽なんですけどねぇ……。冬までは期間が短いのでそうも言ってられないのは分かってるんですけどね。

【作戦名 "Lunatic Dawn 66" DAY3-final】

というわけでフォローアップ日記。(読む人いるか不安な内容ですが毎年日記に残せなくて、自分自身「どんなんだっけ?」という状態にはまるので書いておきましょう。お約束ですが、この日記は自分の為に書かれています(笑))

さて狂乱の宴も最終日。如星としても「神慮の機械」にて参加の今日が本命日ですし、買専男子兵卒諸君(笑)の正念場としても知られる三日目、しかしながら生憎の雨。前後一週間でこの日だけが狙い打たれたように雨予報で、晴れ渡った女性向け日に比べて、なんだか男性向けの未来を象徴しているかのようであります(苦笑)

今日はお買い物はそこそこに。スペースが慌しかったこともあって、本来回りたかったTYPE-MOON関連ですら見尽くせなかった悔やみは若干残りましたが、まぁこの辺は近々あるコミティアや蒼月祭辺りで補完するとしましょう:) 逆に今回はキチンとこちらから絵師様に本を持っていけたし(いつも向こうから出向かれてしまって恐縮)、諸所知人友人の挨拶回りもゆるりとできたしね。ま、これは後述。

【朝:歓迎委員会総力戦】

例によって朝のスペース準備はバタバタと。如星はサークル参加時には妙にテンションが高くなっていくというか、雑務処理能力を全開でぶん回すのはイベントの時ぐらいしかないというか(もう少しこれが公私で発揮できればねぇ)自分の思考速度でガンガン飛ばしてしまうモードに入ってしまう傾向があり、お隣さんや、この日売り子に来て頂いた相方、柚帆さんかずはさん辺りは微妙に引いていたのではと後になって危惧するところです(汗)

まぁその辺、テンパった状態で周りのアシスタントさんにガンガン作業を振りつつ、自分は自分しかできない行動や思考部分をこなして行くというスタイルは、実は研究室以来の伝統かもな、と思ったり。売り子様方もそういうイベントモード自体には慣れててくれたみたいだし、また如星がブチ切れてるように見えても、実は逆にこちらのケツを蹴飛ばしながら作業を受けてけばいいという「勘所」を掴んでくれている相方には本当に感謝です。マジで。

【午後:ジャンル効果A+…】

時折戻るスペースでは、売り子様が大活躍中。何故か毎回ゴシック系の服に身を包むのが伝統になってきていますが、今回もメタモルやメイデンの服でのご登場で嬉しい限りです:) また今回は流石のジャンル効果で多くの方に足を止めていただき、ありがたい一方でキリキリ舞いするところでしたが、起立状態で声掛けから客捌きまで職人芸を見せてくれたかずは先生に大感謝。見事な切り盛りスキルで一同を引っ張ってくれました。うーむ、流石はプロだ(笑)

さてコミケといえば、日頃忙しくてなかなか会えなかったり、あるいは地方に住む知人友人が珍しく一堂に会する場所でもあります。今回もこちらから挨拶に回ったり、来てくれた友人連と喋ったり───それどころか、長らく消息不明だった友人にまでスペースで再会し、しばし雑談にふけったり。こういうのも年に二度、日本中から人を掻き集めてくるイベントの楽しさですねぇ。特にその彼は短時間で今回の拙作に目を通してくれて、相変わらずの的確な指摘をズビシズビシとしてくれたり。Fateに来てからは「物書き同僚」ってのが全然いなかったこともアリ、汗が出るやら痛いやら、でも本っっ当に嬉しい。感謝。

と、今回朝のスタートダッシュ的一時間で結構な数が出たのですが、まぁこちとら文字書きだし、午後になるに連れてママーリモードだろうと高を括っていたわけですが……。

「店長〜! もうすぐ完売しますよ〜!」

後ろを向いて一休みしつつ友人と雑談をしていた如星、店長って何じゃいと苦笑しつつ振り返ると、今まさに最後の数冊が手に取られていくところ。時間はまだ14時前、うわまさかと思いつつ慌てて取り置き分2冊を引き抜き、その直後にまさかの完売でした。……大抵如星本は閉会まである程度残るのが常なので、それを見込んで遅くに来てくださった方々、本当に申し訳ありませんでした。いやー、ちとFate効果を甘く見てました……。

【退却戦:俗塵の洗い流し】

いつもなら閉会までいるところ、今回は頒布物も尽きたということで、混雑を避けて早めの撤退。ただ、ありえない完売にちと舞い上がってしまっていて、後から来る人向けの告知を何も卓上に残さずに離脱してしまう。うぐぅ。後から来られた方々、本当にすみませぬ……。

ともあれ、スペース小道具や購入本を搬入箱に詰めて宅急便送りに。手提げで帰っても良かったんだけど、在庫が入ってない嬉しさで気が大きくなっていた───というわけではなく、単に打ち上げに大荷物を抱えて行きたくなかっただけである:)

ぶどうさんの「有栖山公園」との打ち上げ@石にはまだ早かったので、売り子様方とマリアージュフレールへ。これも実は神慮定番になりつつあり、狂乱の宴から一気に空気を変えることで祭りの終わりを実感したいのかも。あ、もちろんあの店に行ける格好をしてるのが前提だけどね(流石に汗まみれのTシャツは着替えました(w)

マリアージュにて達磨大師の名を冠した紅茶を飲みながら、かくて祭りは終わりけり。……あ、もちろんこの時はまだ申込書書いてませんから終わってないんですが。

さて、夜はStonefree@横浜にて打ち上げ。「有栖山」のぶどうさんたきざーさんを交え、また被服属性の香麟さんも合流して、ささやかで幸せな俗塵の洗い流しを。……パスタから肉から、もちろん寛ぎの酒も、やっぱり平常生活帰還の一発目はこの店に尽きますな:) 最後にぶどうさん、香麟さんが恐ろしく香りのたつグラッパをオーダーし、その薔薇園のような香りで卓上を支配したのだけど、この疲れ切った身体でそれを飲むのは余りにもったいなく。わざわざ手で香りをパタパタ寄せてくる極悪無道な仕打ちに(笑)必死で抵抗し、今宵は程よく歳を食ったバーボンで締めたのでした。うーむ、しかしどちらの酒も名前が記憶にない……。やっぱり飲まなくて正解だったのかも。

今日の一滴="オールド・リップ・ヴァン・ウィンクル15年" (2004/08/15)

【2004-08-18-水】

【this is luxin-66, signing off.】

冬コミ申込書の発送完了、夏祭りモードも完了です:)

さーて、これにてようやく色々と積みあがっていた私事・趣味に存分着手できます。また毎年コミケ日記は全然フォローできないまま終わるのですが、ちまちま書き足して行ければなぁ、などと思っていたり。ああもちろん、今回の本に収録できなかったボツネタをWeb短編化して再生、ってのもトッププライオリティですね。

しかしとりあえず今日は、プロンテラに帰らせてくださいお願いします(笑)

【認識の違い】

如星はよく油取り紙を使う。あの顔の脂をぺたぺた取ってくれるアレである。脂ぎった顔を見せたくないというよりは、元々アレルギー体質で自分の汗や脂に肌が負けてしまうという理由の方が大きい。べたつく季節には結構必需品だったりするのだ。

さてこの油取り、さすがに人前で堂々とかましたりはしないけど、電車内でちょっとそっぽを向いてとか、スタバで一杯やるついでに等々、如星はさほど気にせず外でも実行する。が、これが相方は気になるらしく、なるべく人前を避けろー、と事あるごとに連呼してくる。まぁシャツの中に手を突っ込んで汗を拭いているわけでもなし、そんなに気にせんでも……と聞き流していたのだが、ある日指摘の理由を聞いて納得がいった。

如星にとっては、油取りは額の汗をぬぐう延長なのである。あるいは暑いのでシャツの腕をまくるとか、ズボンの裾についたゴミを払うとか、そういう行為と同等なわけだ。ところが相方、恐らく女性一般にとっては、アレは化粧の一環らしいのである。幸い彼女は真っ当にも、電車の中で臆面も無くでかい鏡を持ち出して、化粧という裏方を晒すような恥知らずさんではないので、如星の行為はそれに近いものとして眉をひそめる、というわけだ。うーむ。

たかだか油取りという、ある種「歯磨き」みたいな万人の共通意識だろうと思っていた行動が、男女間でこんな認識の差になるとはなー、と不思議な感慨が。まぁ考えてみれば「顔」に関わること、例えば洗顔なんてのも男女間では認識はだいぶ違うのだから(これを認識していない男子諸君はお近くの女性までお問い合わせを(笑)、当然といえば当然か。───曰く、彼女とは即ち彼方の女、そこには深くて広い溝がある、と。お互い同じ物を見ているつもりでも、実際には全然違う認識でいることがままあったりするわけで、それを認識してないが故に思わぬトラブルに見舞われたりもする。 ……まぁ一方で、今回みたいなチョロっとした些細な会話で、簡単に認識に橋が架かったりもするから面白いんだけどね:)

え? 俺は油取りの習慣変えるつもり無いですよ結局(・∀・)

今日の一滴="紅茶:夏摘み新茶サングマ" (2004/08/18)

【2004-08-19-木】

【赤十字コスプレ雑感】

「査察報告書」にて、赤十字がでかく入ったコスプレとジュネーブ条約の話が。

そういえば以前、ゴスロリ服で有名な「メタモルフォーゼ」のナース風ロリ服が、やはりデザインに赤十字が入ってたということで販売告知段階で日本赤十字からクレームが入り、自主対応にて別デザインに急遽変更された、という経緯がありましたね。その辺の素人コスプレならまだしも、商業的に販売される服装に堂々赤十字が入っては歯止めが効かなくなる、ということだったのでしょう。元記事のケースだと、まぁメタモルぐらいのケースですら「一発訴訟」にはならなかった訳で、秋葉の街角のコスプレ占い屋程度に対しては、気がついたら「自主規制を促す」程度でしょうけどね。一応商業でやってる訳ですからお咎めなしというのも微妙ですが。

ちなみに元記事に対して「法という規制」にて「制限速度を 1 キロでもオーバーすれば「違反」」という例を引いたツッコミが入ってます。まぁ何を大仰なという気持ちも分かりますが、一方で頭っから「訴訟手続」とか大上段に反応しているのは「法という規制」ご自身だったり。そもそもこの方「どんなマークだって勝手に使うのは良くないでしょう」と言っている辺り、赤十字を使っていけない理由を意匠権辺りと並列に考えられているようですね。平和的だなぁというかなんというか。「悪法も法なりに反論する」姿勢は結構なことですが、「何故制定されたか」ぐらいは興味をもって欲しい気がします。

マジレスにマジレスを重ねるようで何ですが、まぁ実際に理由を知っていたとしても、安易に赤十字マークが使用され、「いざ」という時の実効価値が僅かでも下がるのを恐れるという発想は、「ウチは絶対に戦場にならない」と確信している日本人には実感しにくいんでしょうねぇ。無論赤十字が戦場で万能の御旗になれるわけはないでしょうが、それでも国際法や(例えジュネーブ条約未批准であっても)国際世論という「護り」があのロゴには発生するわけです。大混乱の坩堝になるだろう市街地戦闘中のささやかな支え。世論など屁とも思わぬ戦力に対しては最初から薄い薄い護りなわけですが、それが濫用されていれば更に護りは薄くなるわけですから。

以上雑感でした。個人的には元々黒地だった方の水色十字メタモルナースは萌えです(笑)

今日の一滴="−−−−" (2004/08/19)

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