VERBA VOLANT, SCRIPTA MANENT.

如星的茶葉暮らし

■ 01月上旬 ■

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酒の一滴は血の一滴。茶の一滴は心の一滴。ネタの一滴は人生の発露。


 

【2009-01-01-木】

謹賀新年

少々遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

昨年は転機の年であり、広がりの年でした。結婚、秋葉転居という私事イベントのみならず、二次創作屋としての公式作品への関わりや、合同同人誌、twitter、はてな等を通じた新しい方々との交流など、様々な意味での変化があり、広がりがあった一年でした。純粋に同人活動としても、吹っ切れた感があると言いますか、本当に好きなことをやって行こうと一年を掛けて思い切ることが出来ました。

今年は昨年そこで蒔いた種を新たな果実に結び付けるべく、創作の道に精進していこうと思います。皆様のご愛顧、またご指導ご鞭撻を賜りますよう、改めてよろしくお願いいたします。

年末年始旨いものメモ

昨年の冬コミは12/30まで。例年とは異なり、31日の大晦日は娑婆で過ごせるという準備会からのありがたい恩赦である。……そこで、31日の夜を幸せに酒盛りして過ごそうと、今年はイル・カランドリーノのおせちを注文してみた。

そもそもおせち料理を外注したのなんて初めてなんだけど、ま、無事新居での一年を終えたご祝儀ということで一つ。またおせちと言いつつイタリアンであり、前述のようにあくまで大晦日夜用のパーティフードとしての位置付けである。

で、実際に31日に取りに言ってみたのだが……でかいよ! 事前の写真から想像していたモノより遥かに大きくてビビる。まぁ正月に入ってからもツマミにすればいいやと開き直って持ち帰って来たけど、結果、あまりの旨さに正月の朝には無くなっていたというオチ。上の写真に献立が載っているけど、どれもこれも流石はカランドリーノのお味であった。実際、安くなかったとは言えコストパフォーマンスは上々だったと思う。特に鰻のロトロや鳩レバーのパテなど、如星好みのモルトにピタリと合うメニューが多かったのは嬉しい限り。

また、今年は近くなったこともあり、年末に築地に出て旨いと評判の伊達巻を確保してみた。「丸玉水産」という場外の店なのだが、いやこれが本当に旨い。昔ながらのというか、甘さは控えめ、どちらかと言うと魚のすり身の味が強い逸品である。またこの店のおでん種・さつま揚げがまた旨い。結構日持ちするとのことで大量に買い込み、正月はこればかり食っている感があるぐらい。焼いて良し、煮て良し、味噌汁に入れてもグッド。魚のすり身ってこんなに旨いものだったのねー。

さらに、今年は黒豆炊きにも人生初挑戦してみた。同じく築地の場外で丹波の新豆をゲットし、ぶどう氏の指南を受けつつ炊き上げてみた。……なんでもスーパー等で適当に買うと今年の新豆でないことが多く、乾燥しすぎていてふっくら煮上がらないのだとか。いやー、やっぱ所詮は材料9割ですね!

結果、自分でも驚くほどツルピカの黒豆が炊き上がって正直感動した。一晩水につけた後、煮汁が濁らないよう皮の割れた豆を丁寧に取り除いたりと(勿体無いのでその後黒豆ごはんにした)、時間を掛けて作っただけのことはあったね! 豆の味がしっかりしていてウマウマである。うーん材料9割。年に一度のことと多少豆に奮発して良かったなー、としみじみ思う。ちなみにこの店では口車に乗せられてアズキも購入しているので、休み中に善哉でも炊こうかと思う。

なお、この間の酒の合わせは主に年末購入した「Longrow CV」というシングルモルト。かのスプリングバンク蒸留所の酒なのだが、東京八重洲・ハセガワリカーズの店長のお勧めで購入。ピートがしっかりと焚き込んであるが、一方で蜂蜜のような甘さ、軽さを持つ、何とも飲み易過ぎて危ない酒である。すいすいと一本空いてしまいそう。

八重洲地下街のハセガワは、まるでバーの如く蒸留酒を取り揃えているし、有料で試飲もさせてくれ、おまけに店長はバーテン並に酒のリコメンドが出来ると言う、蒸留酒好きにはたまらない店なのだ。ぶどう氏と共に年末築地に買出しに出た際に立ち寄ってしまったのが運の尽き。この他ローズバンクの1991年バーボンカスクなんてモルトも確保し、先日別途購入したキャンティ・クラシコのヴィンサント(2001年、当たり年らしい)と共に、年始は幸せな酒環境で過ごせるのであった。年始の休みってのは、やっぱこうでなくちゃねぇ:)

(2009/01/01)

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【2009-01-08-木】

年始もアクアかわいいです、……か?

お待たせいたしました、とらのあなにて冬コミひまわりアクア小説「今宵、地球を杯にして」通販が開始されました。「運命の0時付近」をテーマに、アクア・アリエス・葵の三姉妹の心情、そして宗一郎や往還機機長の緊迫した空気を描き出した短編小説です。とら通販ですが、本の中に「SA-DAN080」並びに「妄想機体」のおまけ解説ペーパーを挟み込んであります。どうぞご堪能くださいませ:)

なお通販ページでは「A5 24p」と何故かコピ本仕様表記になっていますが、正しくは「新書 40p」です。今訂正依頼を出しておりますが、お間違えなきようお願いいたします。

なお巷では「ひまわり」のドラマCD化が進んでいるとのこと。「豪華キャスト」の謳い文句が示す通り、声優なんぞにまったく疎い如星でも名前を知っているような(声は識別不能ですが!)声優さんが並んでおり、演技力の面でも期待が掛かります。早速最近公開された予告版「アクア編」を聞いてみたのですが……。

アクア、誰。

……明里はイメージどおり、アリエスも声質は雰囲気出てるなと思いましたが、アクアは、なんというか……同人小説化にあたって如星の中で散々イメージを作りこんでいたからか、妙にヒロインヒロインした声質や喋りに違和感が拭えず仕舞い、なかなか難しいもんです。あとアリエスはここまで馬鹿っぽい喋りじゃないと思いますよ……裏にはとんでもない理性が詰まってる子なんですから……。

ま、元々ドラマCDとかネトラジを黙って座って聞いてるのが苦手な如星、本編登場時にも手を出すかはまったく不明ですが、こういう形で「ひまわり」という作品の露出が増え、一人でも多くあの素敵な本編に手を伸ばしてくれる方が増えればいいなー、とは思っております。いずれにせよ今後に期待。

(2009/01/08)

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