VERBA VOLANT, SCRIPTA MANENT.

如星的茶葉暮らし

■ 04月下旬 ■

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酒の一滴は血の一滴。茶の一滴は心の一滴。ネタの一滴は人生の発露。


 

【2008-04-22-火】

ご無沙汰してました

2週間ぶりの更新になります。文筆ではないにせよ同人原稿を抱えてたってのもあるんですが、それでも一度書き物癖が抜けてしまうとサボりまくってしまいますねぇ……反省。最近ちょっとその辺刺激される出来事もあったので、ごりごり再開して行きたいところです。

というか、ようやく週末を結婚転居前後関係の庶務処理に使わなくてよくなりました……とか思ってたらもう連休入りですよと。イベント進行は続くよ何処までも、とorz

要らないメール、消しといたからね♪

直前の告知になってしまいましたが、05/03(土)の都産祭が一角、やみなべ祀に参加いたします。サークル「有栖山公園」にて発行予定の、ヤンデレ系合同誌に参加いたしました。当日は本人も参戦しております。なおタイトルは表紙の一句より。……こえー。

やみなべ祀新刊表紙

今回も前回と同じく、小説での参加ではなく、表紙・本全体のデザイニングでの参加です。……というか、あえて縮小画像しか載せませんが、左のような表紙を作ったりしていました。ご存知の方が見れば一発で元ネタの分かるアレです。「正直やりすぎた。全然反省していない」という程に作りこんでおりますし、ここに出していない裏表紙にもネタを仕込んでおりますので、話のタネにでも一度お手にとってご覧くださいませ。ちなみに本家と同じ本棚に並べても、背ロゴの位置等違和感はないはずです:)

なんだかんだ言って、やっぱり同人誌作りに関わるのは楽しいですね。忙しいときでも半分徹夜までして作品を生み出してしまう原動力は一体この身の何処に眠っているのやら……今の仕事じゃあ絶対に持てない情熱ですなー。あーホント、自分のトコの本も作らなきゃなー、と思いを新たにしたのでした。一発熱いの(何)書きたいですね。

(2008/04/21)

【2008-04-24-木】

スピーク・ライカ・ドランク:酒飲み同士の愉悦

先日、相方と蟹さんを含めた4人ほどでバー・テルス@十番で呑んできた。蟹さんには最近如星が飲みつけない日本酒の世界に何度か案内してもらっているので、今回は我がフィールドたる蒸留酒の世界へとご案内したわけである。……ま、とかなんとか理由つけて呑んでるの、もう何回目か知らないけど:)

それにしても都内に転居したおかげで、ちょっと余所では見られない旨い酒を豊富に持ち、この上なく寛ぎの時間を提供してくれるこのバーにも断然行きやすくなったのが嬉しい。マスターの勧める酒の選択も毎度ホント的確で、一人寛ぐときも、こうして酒好きを連れていって好みの酒を探るときも、毎度その力量に頼りっぱなしなのだ。ジャズ@横浜のマスターといい、酒の導き手にはホント恵まれてるなぁ……。酒の道って、絶対導き手によって良い呑み方を教えられるもの(独力だけで掘るには世界はあまりに広すぎる)だと思うので、こういう出会いには本当に感謝したい。

もちろん、酒の道で大切なのはもう一つ、酒の語れる連れ合いである:) 今回の場合、普段日本酒を主とする方々を連れて行ったわけだけど、そこはやっぱり酒飲み、味わい方や表現の仕方には共通するものが多々あって面白い。逆に俺が日本酒側に誘われたときも、ある意味蒸留酒飲みの観点で日本酒に近づいていくのが楽しいわけで、その同じ楽しみを蒸留酒側でも提供できればなぁと思うのだが、今回の反応を見る限りではある程度成功したと自負してもよさそうかなー。特に「余韻」、茶でいう回香を感じ、楽しめるのって、ある程度以上に酒(なり茶なり)を味わって経験を深めてる人なので、その辺でいい反応が聞けると誘った側も嬉しいモノなのだ。

ちなみに今回はいくつか樽を変えてモルトを楽しんでもらい、まずは木樽の香り、次いでピートの香りが入ってくるとどーなるかを飲み比べてもらった。グレンリベットの「仕込み水」なんてものも来てたので、もちろんグレンリベットと合わせてみたり。とは言え小難しくなぞ飲むはずもなく、「いいから旨いのヨコセレ」のひたすら旨いものスキーモードである。毎度新しく来た人に飲ませると妙に評判の良い「マヌカの香りがついたニュージーランドウォッカ」なども出しつつ、最後には香り高いものを……という事で、上の写真にある三本を選んでもらった。左端のELISIはグラッパで、如星も愛して止まない華やかな香りと樽の感じが程よくバランスした逸品。真ん中のマディラ、実は如星はこれ目当てで来たシングルワイン(単一葡萄種)。右端のヒメネスは「こんなシェリー、いやこんな酒もあるのか」と驚きを楽しんでもらえればと考えた極甘のデザートである。

どれもこれも旨い酒だったし、酒飲みトークも散々ぱら楽しませていただきました。お店にも感謝、ジャンル違いでも共通プロトコルで楽しんで&楽しませてくれたお二方にも感謝を。酒飲みの心は、やっぱり酒飲みが知るのである。

(2008/04/24)


 
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